動画編集を仕事にしたいと考えたとき、どのようなスキルを身に付ける必要があるのか、どのような就職先が候補として考えられるのかが知りたい方も多いでしょう。

未経験者でも活躍できる業界なのか、不安に感じている方もいるかもしれません。

動画編集の仕事の範囲は幅広いため、求めている作業内容や条件によって就職先は大きく異なります。

そこで今回は、動画編集に必要なスキルを実際の求人情報をもとにわかりやすく解説します。

1 動画編集を仕事にするために必要なスキル

動画編集を仕事にするために、必ず取らなければならない資格はありません。編集スキルが身に付いていれば、未経験者であっても十分活躍できます。

次に紹介するソフトを扱って編集することができれば、就職先の幅が広がり、採用される可能性を高められるのでおすすめです。

1.1 Adobe“After Effects”

Adobe Inc.(以下、Adobe)が販売している編集ソフトです。素材を上下に重ねて映像にエフェクト加工を施すことができるので、画面に変化を持たせたい場面で重宝します。

炎や光の演出、ノイズ、煙の追加などが可能であり、特殊な映像を作りたい場合に活躍できるでしょう。タイトルやエンドロールの制作にもよく用いられています。

他にも、モーショングラフィックスやトラッキングなども可能です。

3DCGも簡単なものなら制作できるので、映像に関連する編集はひととおり網羅している便利なソフトといえます。音声加工も可能であり、スキルを身に付けておくと活躍の場が広がるでしょう。

Adobeが提供している他のソフトとの連携もスムーズで、業界でも大きなシェアを獲得しています。

1.2 Adobe“premiere Pro”

こちらもAdobeが提供しているソフトで、映像の編集に利用されています。動画素材を切り貼りしてひとつなぎにする「カット編集」がおもな機能で、長尺の映像を自然にまとめる際に活躍するでしょう。

音声の調整やテロップの挿入、色調補正やフィルター加工なども完備し、映像を美しく見せるための編集機能もそろっています。

スマートフォン用のアプリも用意されているため、外出先で編集作業を行ない仕上げは自宅のパソコンで取りかかるなどの場所を選ばない使い方ができることも特徴です。

本格的な映画制作からYouTubeの動画編集まで幅広く用いられており、世界中の人々から支持を集めています。

1.3 Final Cut Pro

Apple Inc.が提供している動画編集ソフトで、Mac専用です。Macにデフォルトでインストールされているアプリケーション「iMovie」の上位互換と考えると、イメージしやすい方もいるでしょう。

例えば、iMovieでは追加したテロップの表示位置は固定されますが、Final Cut Proでは表示位置を任意の場所に移動することができます。

もともとiMovieを使ったことがあり、さらに凝った編集を行ないたい方におすすめです。

動画のカット編集やエフェクト、BGM、テロップの追加など、基本的な機能は網羅されています。

動画編集にあまり親しんだことがない初心者から、ビジネスシーンの利用までさまざまな場面で活用できるでしょう。

2 動画編集の需要がある就職先とは

動画編集 求人

一言で動画編集といってもその仕事は多岐にわたり、仕事内容やクライアントの目的によって依頼先が異なるものです。

ここでは、どのような就職先があるのか制作目的別にわかりやすく紹介します。

2.1 テレビ局や制作会社

ニュース番組やバラエティ番組などの映像素材をつなげたり、テロップを追加したりして1本の番組を完成させる作業がメインです。

ロケなどで撮影した複数の映像から番組にする部分を切り出して編集し、決められた時間内に収まるように1本の映像にまとめます。

制作の過程においては、エフェクトの利用やBGMの挿入などを行なうこともあるでしょう。

このような仕事に携わりたい場合はテレビ局や制作会社を志望するのが一般的です。

しかし、テレビ局の採用は大卒や専門卒が多い傾向にあるため、制作会社のほうは比較的競争率は低めといえます。

2.2 広告代理店

近年はSNSなどの需要が大幅に高まっていることから、インターネット広告が著しく成長しています。

これまではマス広告と呼ばれる、テレビや新聞、ラジオなどに出稿する広告が大半を占めていました。

しかし、最近ではインターネット広告の割合が大幅に高まっています。動画広告もインターネット上で頻繁に見かけるようになり、広告運用の世界においても動画編集は外せないスキルといえるでしょう。

広告代理店に就職するのであれば、SNSや動画サイトなど、広告を出稿できるプラットフォームに掲載する動画の制作を行なうのがメインの仕事です。

また、動画広告制作のスキルだけでなく、企業によってはマーケティングの知識が求められる場合もあります。

広告代理店には効果測定サービスがあるので、クライアントからの依頼を受ける際は運用目的で依頼されるケースが多いでしょう。

3 さまざまな雇用形態から探せる求人情報

動画編集を仕事にするなら、正社員以外にもさまざまな雇用形態を選択できます。将来的なビジョンを見据えて、自分に合った求人を見つけることが大切です。ここでは、具体的な求人の事例をご紹介します。

3.1 クライアントは製薬企業(正社員)

動画編集 求人

医療用の医薬品メーカーのプロモーションツールとして、動画コンテンツを制作している企業の正社員募集です。

マーケティングや製品プロモーションにも積極的に関わっており、Web配信やiPadで視聴するための動画制作がメイン業務です。

基本的には内製で動画を制作する方針ですが、ときには外部ベンダーの協力が必要になるケースもあるため、ディレクション業務に挑戦することもできるでしょう。

動画の企画から納品までの流れを把握していることを必須としており、Premiere proやAfter Effectsなど現場でよく使われているソフトの操作スキルやPhotoshop・Illustratorなどの画像編集ソフトのスキルも必要不可欠です。

他にも、撮影ディレクション経験者や医学・薬学・看護学・介護技術・福祉制度などに対する造けいが深かったり、興味を持っていたりする人材を求めています。

https://www.creativevillage.ne.jp/jobsearch/job_detail/381907892

3.2 大手広告代理店のグループ会社(契約社員)

FacebookなどのSNSに掲載用のインフィード広告動画の制作を担当します。インターネット広告事業において、国内トップクラスのシェアを誇るサイバーエージェントのグループ会社として、経験を積んでいけることが大きな魅力です。

After EffectsかPremiere Pro、どちらかの操作スキルや経験を持っていれば、実務経験がなくても応募することができます。映像の仕事は初めてだけれど、クリエイターとしての一歩を踏み出したいと考えている方におすすめです。

社内で動画制作がスムーズに進むように独自のツールを導入しているので、実務未経験者も現場で活躍できます。媒体ごとにクリエイターを配置するスタイルをとっており、各媒体の特性を熟知したプロフェッショナルを目指せるでしょう。

また、勤務地が沖縄なので、これまでとは環境を大きく変えてみたい方にも向いています。

https://www.creativevillage.ne.jp/jobsearch/job_detail/374182115

3.3 国内トップクラスのレシピ動画メディア(派遣)

自社メディア用の料理レシピ動画の編集を行ないます。カット編集やテロップ挿入などを通じて、動画を配信できる状態に仕上げることが目的です。

Adobe Premiere Proの実務使用経験が必須ですが、Web動画を編集したことがある方なら経験年数を問わず応募できます。

最初のうちは制作ペースもゆったりと確保されているので経験が浅い方も安心です。

一日2本程度から少しずつ業務に慣れていき、ゆくゆくは一日3~4本の制作ペースになります。

派遣としての採用のためダブルワークも可能です。残業がない勤務を希望する場合は気軽に相談してみましょう。

https://www.creativevillage.ne.jp/jobsearch/job_detail/388487557

4 まとめ

動画編集の仕事は、資格を持っていなければ就職できないわけではありません。

資格を持たなくても編集スキルがあれば可能性を広げられる職業であり、今回紹介したようなスキルを身に付けることで十分に活躍していけるでしょう。

動画編集の求人を探すなら、クリエイター向けの求人を数多く扱う「CREATIVE VILLAGE」がおすすめです。

個々のライフスタイルに合わせ、将来的なビジョンを見据えながら就職先を選びましょう。