無料でCGの制作スキルが学べ、就職支援までしてくれる「クリエイティブアカデミー(以下アカデミー)」。受講料や違約金、退会金がかからない本当の『完全無料』。それだけでなく、初心者でも短期間で即戦力まで育てる環境が整っています。その中でもCGブラッシュアップクラスは学生の就職に特化した講座で、CG作品制作からポートフォリオ制作を指導しています。今回はアカデミーの「CGブラッシュアップクラス」今回はアカデミーの「CGブラッシュアップクラス」卒業生を招き、講座内容や就職支援についてインタビューをしました。講師を務める佐藤氏にも参加してもらっています。

前田(インタビュアー)
株式会社クリーク・アンド・リバー社 クリエイティブアカデミー CGブラッシュアップクラス担当者。就職活動の際のキャリア支援も務める。

佐藤智幸氏
クリエイティブアカデミー CGブラッシュアップクラス講師。VFXディレクター/VFXデザイナーとして幅広いデザインを手掛ける。

高橋さん
東京大学を卒業後、株式会社セガにキャラクターモデラーとして就職して1年目。化学を学びながら自分のやりたいことを模索し、最終的にCGに行き着いてほとんど未経験から「CGブラッシュアップクラス」を受講。

CGブラッシュアップクラスで学んだことや、 全ての面接に合格した、徹底した面接の対策も詳しくお聞きします。

未経験でCGに挑戦したのは「自分の分野」と思ったから

前田  株式会社セガに入社して1年目の高橋さんに来ていただきました。東京大学で化学を学び、キャラクターモデラーとして就職されたという異色のご経歴ですが、CG未経験から、講座を受講しましたね!

高橋  はい、経験ゼロからでした。

前田  まったく経験のなかったCGをやろうと思ったのはどうしてですか?

高橋  なかなか理解してもらえないのですが「絵は数えられる」と思ったからです。たとえばノートパソコンの画面が1920×1080ピクセルだとすれば、だいたい200万ピクセル。で、それぞれにRとGとBが256段階あるので1ピクセル当たり256×256×256。それを200万回掛け算したら絵が10の1400万乗ぐらいって数えられるんですよ。それまで絵は「天才が無限の中からひらめきで描くもの」だと思っていて。でも、「有限」と気付きました。

佐藤  なるほど…。

高橋  そこから絵に対する認識が「作る・創造する」ものから「発見する」に変わって。たとえば数学の定理も作るとは言わず、発見したっていいますよね。絵もルールが決まっていて、その中から「発見する」という認識になったので、これはもう自分の分野だと思いました。


前田  すごく面白い発想ですね。その気づきからアカデミーの講座を受けたのは、どうしてですか。

高橋  [CG 学校 無料]で検索して、いちばん最初に出てきたことがきっかけです。でも、最初に応募した時点ではパソコンも持っていなくて、ZBrushも知らない状態だったので不合格になってしまって……。

前田  そうでしたね!でも、諦めずにチャレンジしてくれたんですね。

高橋  応募も受講も無料だったので、何回でも応募しようと思っていました(笑)。1回目の応募の時に「勉強して作品を提出します」と約束をして、合格した頃は、ぎりぎりパソコンを買ったくらいの状態だったと思います。

3か月で入賞するまでの実力に。鍵は「質問しやすい環境」

前田  アカデミーの選考では、高橋さんのように最初に作品がない人にも作品制作のアドバイスや学び方についてもアドバイスしています。そこで作品を作ってきてくれて2回目の面接で合格しましたね!実際に、講座を受けてどうでしたか?

高橋  質問しやすい環境があるというのが一番の印象でした。あらたまってなにか質問するというより、わからないことがあれば常に質問できる感じです。入った直後は「Substance Painterって何ですか」というツールの名前など初歩的なことを質問していましたが、嫌な顔はされませんでしたし、みんな実力関係なく発言していましたね。そういう環境があると発言しやすいのでわからないことを質問するのが恥ずかしいという思いがなくなり話しやすい環境でした。

前田  講座ではどんなことを学べましたか?

高橋  ソフトの知識や絵作りの構造など、具体的な内容も学べましたが、仕事をする上での方向性や取り組み方も身についたと思います。たとえば、見通しがつかない場合には、スケジュールを立てることで今の進捗を把握して次の進め方を決めていけること、ひとつの作品を作るためにどんな資料をどれだけ集める必要があるか、といったことなどです。

佐藤  高橋さんは考え方だけではなくスキル的にもかなりアップしたと思いますよ。未経験から作品制作をして、オリジナルのドラゴンで「CG world」のWho’s nextで入賞しましたよね。

Who’s next入賞作品『Encount』

高橋  はい。まったくのゼロから始めて、3か月くらい経った頃、先生に「コンテストに間に合うんじゃない?」と言われたことがキッカケでコンテストに出してみようと思いました。先生から励ましていただけたことが嬉しかったですし、そこに向けて一段ギアがかかりました。Who’s nextのおかげで成長速度も上がって、コンテストがなければ到達できなかった段上まで行けたなと感じます。

佐藤  3カ月で入賞というのは、すごいことだよ。

前田  最短記録ですね!ちなみに講座内では「先生のチェックが厳しい」という声も聞きますが、高橋さんはどうでした?

高橋  厳しいという印象ではなかったです。正確な指摘だからこそ厳しいと思われるかもしれないですが。例えば、最初に優しくしてもらって将来大変になってしまったら、それは優しさではないですよね。客観的にはっきり指摘することは難しいことですし、むしろ先生は厳しいというよりも優しいと思います。

「他者視点」を意識したポートフォリオはセガでも評価された

前田  ポートフォリオ制作では、どんなことを学べましたか?

高橋  「他者視点」を取り入れることですね。先生に指摘されて、知らず知らずのうちにちょっと楽をしようとしたり、自分本位になっていたことに気づきました。また、何事も考えることや意図を知りたいと思うようになり、例えば椅子を見ても「自分が座りやすいか」ではなく、「これはどういう効果を与えるために作られたんだろう」 ということを考えるようになりました。

佐藤  高橋さんは、ずっとプログラミングをやっていたので、その経験も入れようと提案しました。最初は載せることに前向きではなかったんですが、CGとは関係のないプログラミングや自主的に通っていた彫刻セミナーで作った立体造形も上手くまとめてくれて、とても良いポートフォリオになりました。

高橋  今、会社で研修中ですが、ポートフォリオは社内交流の自己紹介ツールとしても活躍しています。自己紹介でポートフォリオを見せると「すごい」と言われます。プログラミングを入れたのは、最高の自己紹介になっています。

佐藤  話し合って追加した甲斐がありましたね!

エージェントの存在が就活のハードルを下げてくれた

前田  就職活動での会社選びのポイントはどんなところでしたか。

高橋  「学ぶ余裕があるかどうか」がポイントでした。講座に入った時はキャラクターモデラーにしか興味がなかったのですが、そもそもCGをやってきた時間が少ないので、その好み自体も偏っていると思っています。ですから、最初のうちは仕事内容を限定しない環境があるところがいいと思っていました。

前田  高橋さんは、3月に就職活動をはじめて、4月に入社しましたね。かなりのスピード感を持った就職活動でしたが、面接練習やフィードバック、面接の日程調整などエージェントとしてサポートしておりましたが、エージェントの存在はどうでしたか?

高橋  ものすごくありがたいですね。ぎりぎりの状態でやっているときは、会社への連絡が重荷に感じますが、その心配をしなくていいので。エントリーシートも自分が話したことを元に添削していただけて、気持ちの面で就活へのハードルがぐっと下がりました。面接練習もしてもらえたのが、かなり安心できました。エージェントの存在があることで、作品やポートフォリオを作ることに集中できました。

前田  嬉しいですね。ありがとうございます。

CG以外にも精通したい…広視野を持てる人材を目指して

前田  4月に入社して今は研修中かと思いますが、将来の目標はありますか?

高橋  自分の中の知見を広げて幅広く活躍したいと思っています。今の私の課題は、なにかを制作するときにCGを中心に作業を考えます。それはCGの勉強しかしてこなかったゆえに広い視野を持てていないからだと思っていて。目的に対して最も良いアプローチを提案できるようになりたいですね。「いろいろなことに精通しているからこそできる」というところを増やしていきたいです。

佐藤  良い考えですね。現場ではCGの映像ディレクターが「別にここCGを使わなくていい」って言うこともあります。セットを簡単に立てられたら、コストも安くなるわけで。自分自身で、いろんなアプローチができることがいちばんだと思います。

前田  最後に、この講座を受けるか迷っている方にメッセージをお願いします!

高橋  専門学校生や美大生じゃなくても「意外といけるよ」ということを伝えたいです。すごい作品を見ると圧倒されて「こんなのできない」と思ってしまうんですけど、少しずつ勉強していけば意外となんとかなるので「本当にやる気があったら、一つの選択肢としてあるよ」と伝えたいですね。

テキスト:あんどう ちよ/撮影:SYN.PRODUCT

学生をCGクリエイターに育成するプログラム「クリエイティブアカデミー/CGブラッシュアップクラス」では、3DCG/VFXデザイナーをめざす現在、2023年3月卒、2024卒3月卒業見込みの学生の方々を対象に講座を開講いたします。
※定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めにお申し込みください。


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