benribook(便利ブック、代表:岩城諒氏)は、サブスク棚卸しツール「サブスクイック」の匿名選択操作ログを集計した「サブスクリプション利用実態調査2026」を2026年8月28日に公開した。AIカテゴリの選択率がゲームカテゴリを上回るなど、生成AIサービスの普及を示す結果が明らかになった。
集計対象は2026年8月9日〜24日の最終状態で1件以上の選択が残った2,347ユニークブラウザで、月額分析については最終月額を正確に算出できた1,803ブラウザを対象としている。なお、本調査の数値はサービスの有料契約率ではなく、ツール上での「選択率」であり、日本の消費者全体を代表するものではない点に留意が必要だ。
調査で最も注目されるのは、AIカテゴリの選択率だ。2,347ブラウザのうちAIカテゴリを選択していたのは833ブラウザで、選択率は35.5%となった。一方、ゲームカテゴリは746ブラウザ・31.8%にとどまり、AIがゲームを3.7ポイント上回った。また、集計期間を通じて比較可能な39サービスの中では、ChatGPTが選択率21.2%で8位にランクイン。GeminiとClaudeもそれぞれ11位・12位に入り、生成AIの3サービスが総合トップ12に名を連ねた。
さらに、AIカテゴリを選択した833ブラウザのうち30.0%にあたる250ブラウザが、AIサービスを2種類以上選択していた。音楽カテゴリで2種類以上を選択した割合が8.1%、ゲームカテゴリが18.0%であることと比較すると、AIサービスの複数利用傾向は際立って高い。
サブスク全体の利用状況としては、選択サービス数の中央値が4件(平均5.1件)、月額合計の中央値が4,636円という結果が出た。月額5,000円未満が53.9%と半数を超えており、多くの利用者が月5,000円以内に収めていることがわかる。また、総合トップ3のAmazonプライム、YouTube Premium、Netflixのうち2つ以上を選択していた割合は52.0%で、3つすべてを選択していた割合も18.8%に上った。
本調査はアンケートではなく、Webツール上で記録された匿名の追加・解除操作ログを集計したものだ。そのため、一般的な意識調査とは異なる角度から、実際の選択行動の傾向を把握できる点が特徴といえる。正式レポートは benribook 公式サイトにて公開されており、全データや詳細な集計条件も確認できる。
出典:benribook(便利ブック)調べ「サブスクリプション利用実態調査2026」 https://benribook.com/research/subscription-survey-2026/
