株式会社KADOKAWAが発行するテレビ情報誌「月刊ザテレビジョン」は、2026年春クール(4〜6月放送)の連続ドラマを対象とした「第128回ドラマアカデミー賞」の受賞結果を発表した。
今期の最大の話題は、黒木華と野呂佳代が共演したカンテレ・フジテレビ系ドラマ「銀河の一票」の圧倒的な強さだ。最優秀作品賞をはじめ、主演女優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、ドラマソング賞の計6部門を制覇した。元与党幹事長秘書の星野茉莉役を演じた黒木氏と、スナックのママから都知事を目指す月岡あかり役を演じた野呂氏のコンビネーションが大きな話題を呼び、政治や選挙を身近なテーマとして描いた作品として幅広い視聴者から支持を集めた。
主演男優賞には、テレビ朝日系「リボーン〜最後のヒーロー〜」で一人2役に挑んだ高橋一生氏が輝いた。新興IT企業の社長と下町のクリーニング店の跡取り息子という真逆の2役を演じ分け、人格が少しずつ変化していく複雑な心情を繊細な演技で表現したことが高く評価された。
助演男優賞は「時すでにおスシ!?」の松山ケンイチ氏が受賞した。鮨アカデミーの講師・大江戸海弥役として、職人かたぎゆえに生徒への接し方に戸惑いながらも変化していく姿をコミカルかつ魅力的に演じた点が評価された。
脚本賞を受賞した蛭田直美氏の「銀河の一票」の脚本は、全員を応援したくなる人物描写や心打つ名ぜりふ、最終話の鮮やかな展開が高く評価された。また、ドラマソング賞には浜野謙太&後藤真希feat. 黒木華&野呂佳代による「おーい」が選ばれた。明るさと迫力を兼ね備えた楽曲で、商店街で踊るオープニング映像との相乗効果が印象的な一曲として作品を彩った。
なお、ドラマアカデミー賞は1994年にスタートした「ザテレビジョン」主催のテレビドラマ賞で、読者・TV記者・ドラマ識者による投票をもとに四半期ごとに優秀作品・出演者・スタッフを表彰している。受賞者インタビューや読者コメントなどの特集は「月刊ザテレビジョン」2026年10月号(8月24日発売)に掲載されているほか、WEBザテレビジョンでも受賞結果および特集記事が公開中だ。
