パーソナルジム「STREAM」を展開する株式会社RIPPLEは、長野県軽井沢町を拠点とするカーリングチーム「SC軽井沢クラブ」とスポンサー契約を締結し、SNS運用支援を開始した。支援にはYouTubeやSNS運用を専門とする株式会社VATESも加わり、協業体制で取り組む。

SC軽井沢クラブは、2026年6月開催の「日本カーリング選手権大会 横浜2026」で男子が2連覇、女子が2年ぶりの優勝を果たし、クラブ史上初となる男女同時優勝を達成した日本トップクラスのチームだ。一方、RIPPLEは2026年5月15日に信州初出店となる「STREAM軽井沢店」を開設しており、この地域での事業展開を契機に同クラブとの縁が生まれた。

今回の支援の特徴は、資金提供にとどまらない「コト支援」にある。戦績の報告だけでなく、競技の奥深さや選手の素顔にフォーカスしたコンテンツを制作し、カーリングの魅力と選手の人間性を広く伝えることを目指す。また、アスリートの個人SNSが誹謗中傷によるメンタルヘルスへの悪影響という社会課題を抱える中、専門チームが運用をサポートすることで、選手が競技に専念できる安全な発信環境を整える。

具体的には、現在約2,500人の後援会会員(年会費3,300円)を1年以内に1万人へ拡大することを目標に掲げる。YouTubeでは練習密着シリーズや海外遠征の舞台裏、大会ドキュメンタリーを配信し、TikTokやInstagramではスーパーショット集や選手紹介のショート動画を発信する。さらに、公式LINEや入会ページを整備し、ファンがチームを継続的に支援できる導線を設計する。後援会の拡大によって遠征費や強化費、次世代育成を支える安定的な収益基盤の確立を図る狙いだ。

RIPPLE代表取締役の吉川大空氏は「日本一のチームの真摯な姿勢に感銘を受けた。その熱い気持ちが一般の人たちに知られていないのはもったいない」と語り、2030年フランス五輪でのメダル獲得の瞬間を多くのファンと共に分かち合いたいと意気込みを示した。VATES代表取締役の岡本竜成氏も「SNSの適切な運用で、カーリングの実力と認知のギャップは必ず埋められる」とコメントしている。

2022年北京五輪でのロコ・ソラーレの活躍が社会現象となったように、カーリングはファンとの結びつきがチームの成長に直結する競技だ。今回の取り組みが、競技の認知拡大と選手の挑戦を支える新たなモデルとなるか注目される。