合同会社56projectは、Google AI・ChatGPT・Geminiの3つのAIエンジンで飲食店の検索結果を比較・可視化する無料モニタリングサービス「GEOスコープ」を、2026年7月1日より公開する。
同社が2026年6月27日に「亀戸 居酒屋 コスパ」というキーワードで3つのAIを計測したところ、3つのAIが共通して推薦した店はゼロという結果が明らかになった。例えばGeminiでは「立ち酔い超人」が1位に表示されたが、Google AIとChatGPTには登場しない。同じキーワードでも、AIによって全く異なる店舗が推薦されるという実態だ。
GEOとは、ChatGPTやGeminiなどのAIが検索結果を生成する時代に対応した新しい集客最適化の概念で、「Generative Engine Optimization」の略称だ。従来のSEOがGoogleの検索順位を上げることを目的としていたのに対し、GEOは「AIに推薦される店舗・情報になること」を目指す考え方である。
GEOスコープ誕生の背景には、同社が2025年末から230日以上にわたり継続してきた動画MEO(V-MEO)の実証実験がある。江東区を中心とした飲食店をGoogleマップや各種SNSへ日々動画投稿し続けた結果、累計表示回数517万回という実績を積み上げた。その活動の中で浮かび上がった新課題が、AI検索への対応だった。
代表の田中宏明氏は「2026年、飲食店の集客はGoogleマップの順位争いだけではなくなっている。ChatGPT・Gemini・Google AIといったAIに推薦される店になれるかどうかが、新しい集客格差を生んでいる」と語る。また「現状を知ることが、対策の第一歩だ」とも述べており、GEOスコープはその「見えない格差」を可視化するツールと位置づけている。
サービスの第一弾として、東京都江東区・亀戸エリアを対象に「亀戸 居酒屋 コスパ」「亀戸 女子会」のキーワードで毎週定点観測を実施し、結果を一般公開する。今後は西大島・住吉・森下・清澄白河・砂町銀座・門前仲町・木場へ順次エリアを拡大する予定だ。
飲食店オーナー向けには、希望のキーワードで毎月調査しLINEで結果を届ける個店向けレポートを月額500円で提供する。さらにAI検索に表示されていない店舗向けに、AIが読み取りやすい構造化コンテンツを生成するAI検索最適化ページ「Exo-Local Page」を月額980円(20社限定)で展開する。一般ユーザーに対しては、3つのAIの推薦結果を比較できる新感覚のグルメ探しコンテンツとして毎週更新していく。
合同会社56projectは2025年5月設立。生成AIサービス開発やAIシステム設計、ローカル集客自動化などを手がける。詳細は公式サイト(https://56projectai.com/)で確認できる。
