株式会社日経BPコンサルティングは2026年6月19日、3万人以上のネットユーザーが国内500サイトを評価する「Webブランド調査2026-春夏」の結果を発表した。
総合ランキングでは「楽天市場」が首位を獲得した。前回(2025-秋冬)の第2位から順位を上げ、Webブランド指数(WBI)は前回比8.2ポイント増の110.8ポイントを記録した。第2位は前回第4位の「Yahoo! JAPAN」、第3位は「Google」と続く。楽天市場はWBIを構成する6つの個別評価指標のうち、サイトの使い勝手を示す「行動喚起」で500サイト中第1位を獲得した。バナー広告や会員向けメールなど、サイトへのアクセスを促す施策が広く整備されており、日常生活に密着したWebサイトとして認識されていることが高評価につながったとみられる。
インターネット専業企業を除く一般企業サイト編では、「マクドナルド公式サイト」が首位を獲得した。同サイトは6つの個別指標すべてでスコアが上昇し、特に「サイト・ユーザビリティ」は79.6ポイントと全体第4位の高評価を得た。第2位の「ミスタードーナツ」も同様に6指標すべてでスコアが上昇。前回一般企業編で首位だった「ローソン」は今回第3位となった。
スコア上昇ランキングでは「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」が前回比15.0ポイント増の65.7ポイントでトップとなり、順位は第202位から第30位へと大幅に上昇した。特に「態度変容:企業活動」が43.6ポイント増の80.0ポイントを記録し、第467位から第4位へと躍進した。第2位の「dメニュー」は13.9ポイント増の55.8ポイントで、前回サービス終了となった「goo」から引き継がれたことで消費者との接点が強化されたと分析されている。第3位の「楽天銀行」は6指標すべてが上昇し、13.7ポイント増の72.5ポイントを記録した。
企業活動への理解や関心の変化を測る「態度変容:企業活動」では、「Oisix(おいしっくす)」「トヨタ自動車 公式企業サイト」「パナソニック ホールディングス」がトップ3に入った。Oisix(おいしっくす)は「運営主の事業活動・技術や取り組みが理解できた」の得票率で500サイト中第1位を獲得。トヨタ自動車 公式企業サイトは「運営主の事業活動・技術や取り組みに関心を持った」の得票率で第1位となった。
同社は、近年の企業サイトには商品・サービス情報の提供にとどまらず、企業理念やサステナビリティ、人的資本など企業価値を伝える情報発信の役割がますます求められていると指摘している。
本調査は2026年4月10日から22日にかけて実施され、有効回答数は35,904件。報告書は年2回、6月と12月に発行されている。詳細はhttps://consult.nikkeibp.co.jp/branding/solutions/web-brand/で確認できる。
