Amazonは3月3日、小学生向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ×鬼滅の刃」の独占提供を開始した。本アプリは、お子さま向け定額サービス「Amazon Kids+」内で利用可能で、アニメ『鬼滅の刃』の世界観を活かしながらプログラミングを学べる。
本アプリには、『鬼滅の刃』に登場する19のキャラクターが登場し、プログラミングの基礎を学びながら、ゲーム感覚で論理的思考や問題解決能力を養うことができる。また、主人公・竈門炭治郎(CV 花江夏樹)のボイスを特別収録し、アニメの世界観を忠実に再現した学習体験を提供する。
近年、プログラミング教育の重要性が高まっている。2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、2025年には大学入学共通テストで「情報 I」が導入される予定だ。こうした流れを受け、Amazon Kids Japanのカントリーマネージャー・小林丈展氏は「楽しみながらプログラミングを学べる環境を提供したい」と述べ、本アプリの提供を決定したと説明している。
「プログラミングゼミ×鬼滅の刃」では、ブロックを組み合わせてキャラクターを動かすことで、プログラミングの基本概念を直感的に理解できる設計となっている。アプリには156種類の課題が用意されており、レベルに応じた問題を解くことで、プログラミングに必要な228種類のブロックを獲得できる。さらに、獲得したブロックを用いて『鬼滅の刃』のキャラクターを自由に動かすことも可能だ。
Amazon Kids+は、児童書、知育コンテンツ、ビデオ、ゲームなどを提供するお子さま向け定額サービスであり、プライム会員は月額580円、非会員は月額980円で利用できる。
今回の新アプリ提供により、Amazon Kids+は子どもたちに「遊びながら学ぶ」機会をさらに拡充し、プログラミング教育の普及に貢献していく方針だ。