ATENジャパン株式会社(代表取締役社長:鄧 鴻群[Hans Teng])は、2025年7月2日(水)から3日(木)の2日間、大阪南港ATCホールで開催される「第10回 関西放送機器展」に出展する。今回の出展では、「最新映像&KVMシステムで、次世代の表現力を。」をテーマに、放送や映像制作の現場で求められる高精細な映像伝送およびIT機器の遠隔制御に対応する最新ソリューションを幅広く紹介する。

展示ブースでは、最大32名が同時にサーバーへアクセスできるハイエンドIP-KVMスイッチ「KG0032」や、H.265圧縮方式による高効率な映像伝送を実現するOver IPトランシーバー「VE8662」など、ATENの先進製品を実機展示する。また、幕張メッセで開催された「Interop Tokyo 2025」において審査員特別賞を受賞した製品も一部展示される予定であり、放送業界やプロフェッショナル映像制作の最前線で注目を集めている。

来場者は、製品の操作性や性能を実際に体験できる動態デモンストレーションにも参加でき、現場導入による具体的なメリットをその場で確認することが可能だ。展示される製品には、IPベースでのリモートアクセス機能を備えた新製品「CN800」や、1Uサイズで高効率な電力供給を実現するPDU「PG8308」なども含まれており、ITインフラの管理性や運用効率を高める機能が集約されている。

このほか、複数の部屋やフロア、建物にまたがる機器を統合制御できるAV制御システム「VK1200」も展示される予定であり、会議室や教育施設、オフィス空間での活用にも対応している。

会場は大阪市住之江区の大阪南港ATCホールで、ATENジャパンのブース番号はA-40。入場は無料で、事前登録によりスムーズな入場が可能となっている。

1979年に設立されたATEN International Co., Ltd.は、KVMおよびAV/ITの接続・管理ソリューション分野で世界的なリーディングカンパニーとして知られている。1,000点以上の製品を提供し、全世界におけるAV/IT環境の最適化を支えている。グローバルに拠点を展開し、650件を超える国際特許を保有する同社は、今後も革新的な技術と製品を通じて、映像とITの未来を支えていくとしている。