アドビ株式会社(本社・東京都品川区)は、アソビシステム所属のアイドルグループ「fav me」の結成1周年を記念し、生成AI「Adobe Firefly」を活用したSNSキャンペーン「#favme1周年を一緒につくろう」を4月24日から開始した。ファンが自ら公式コンテンツの制作に携わるという、テクノロジーを融合させた新たな「推し活」の形を提案する。
キャンペーンの実施期間は5月18日まで。参加者は、公式サイトから配布されるグループの公式素材をダウンロードし、同社の生成AIを用いて自由にデコレーションした画像を制作する。完成した作品に指定のハッシュタグを添えてX(旧ツイッター)やInstagramに投稿することで応募が完了する。
投稿された作品のうち、5月11日23時59分までに公開されたものは、5月18日に豊洲PITで開催される1周年記念ライブ「STILL A NEW WORLD」の会場内に設置される「祝福ボード」へ掲示される予定である。また、後日メンバー自身による選定を経て、作品の独創性や愛情を評価するアワードの発表も予定されている。
ライブ当日の会場には特設ブースも設けられる。キャンペーンに参加し画像を投稿したファンを対象に、メンバーが同ソフトを用いて自ら制作したオリジナルステッカーを無料で配布する。この施策には、既製品のプレゼントではなく、ファンとアーティストが互いに心を込めて作ったものを届け合うという新しい交流の狙いがある。
メンバーの小野寺梓氏は、特別なスキルがなくても直感的に操作できる点に触れ、デザインに馴染みのない人でも挑戦しやすいと利便性を強調した。また中本こまり氏は、AIによって深海や崖といった非日常的な世界観へ瞬時に自分を投影できる面白さを語っている。
アドビは、本施策を通じて同ソフトによる創作の楽しさを広く浸透させたい考えだ。同社の生成AIは著作権や知的財産権に配慮した設計がなされており、クリエイターやファンが安心して創作活動に没頭できる環境を支援していくとしている。
