ホラー表現の最前線を走る株式会社闇(本社:東京都港区、代表取締役社長:荒井丈介)は、2025年7月1日、新たな挑戦としてゲーム事業に進出することを発表した。これに伴い、同社はゲームクリエイターの公募を開始し、専用の特設サイトを公開した。闇の強みである独自のホラー表現を活かし、世界市場に通用する高品質なゲーム作品の創出を目指す。
闇は、優れた企画力と表現力を備えたクリエイターに対して、最大1,000万円の開発資金を含むさまざまな支援を提供する。これまで数々のホラーイベントやコンテンツを手がけてきた実績を背景に、ゲームクリエイターの自由な発想と技術を融合させることで、これまでにない体験を提供するゲーム開発を推進する構えだ。応募は個人・法人を問わず受け付けており、日本国内にとどまらず、全世界からのエントリーが可能となっている。
募集にあたって闇が求めるのは、独創性に富んだ表現で「深い闇」を描くことができる企画、世界中のプレイヤーに強く訴求する普遍性を備えた企画、そして支援によって開花する可能性を秘めた企画である。応募者は自身のオリジナル企画書またはゲームデモを特設サイトの応募フォームから提出することで参加できる。応募条件や詳細な規約についても、同サイト上で確認できる。
クリエイターに対して提供される支援内容は多岐にわたる。開発費の提供、必要な機材や人材の手配に加え、メディアへの広報活動やイベント出展などPR支援も行われる。MBS(毎日放送)グループに属する企業ならではの強みを活かし、開発されたゲーム作品のアニメ化や映画化などのメディアミックス展開も視野に入れている。また、闇独自の支援として、ホラー演出のプロデュースやマーケティング支援、国内外でのホラー施設やイベントとの連携による体験型プロジェクトへの展開も可能だ。
これまでに同社が手がけたリアルイベントには、「行方不明展」や「怪文書展」などがあり、いずれも強烈な話題を呼んできた。こうした実績は、同社のホラーコンテンツに対する深い知見と高い企画力を裏付けている。
選考は、特設サイトを通じたエントリーから始まり、書類審査、複数回の面談を経て、最終的に開発支援の可否が決定される。面談では、提出物からは見えにくい企画のコンセプトや開発者の情熱を確認し、闇と共に作品を生み出す意思が問われる。