TOPPANホールディングスグループの株式会社BookLiveは、運営する総合電子書籍ストア「ブックライブ」において、会員の投票による「読者が選ぶ、本当に面白いマンガ100選【2026年版】」の結果を4月23日に発表した。調査は同年3月14日から20日まで実施され、1,090名の有効回答を得た。全9部門のうち「令嬢・聖女・悪役令嬢」ジャンルが全体の2割を占める最多ジャンルとなり、昨年に続き根強い人気を裏付ける結果となった。

「令嬢・聖女・悪役令嬢」部門で1位に輝いたのは、白梅ナズナ氏らが手掛ける『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』である。同作は2024年版で1位、2025年版で3位と上位を維持しており、2026年版で再び首位へ返り咲いた。2027年のテレビアニメ化も決定しており、読者からは独自の世界観に基づいた骨太なストーリーや、主人公が見せる鮮やかな復讐劇に高い評価が寄せられている。

「異世界・転生」部門では、栗原一実氏らが手掛ける『あなたのお城の小人さん ~御飯下さい、働きますっ~』が初の首位を獲得した。前世の記憶を持つ主人公が異世界で懸命に居場所を築く姿が支持され、メディア化済みの人気作を抑える快挙となった。また「ミステリ・サスペンス・ホラー」部門では、倉田三ノ路氏らによる『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』が3年連続で1位を独走している。同作は2026年10月にテレビアニメ第3期の放送、12月には劇場版の公開を控えており、今後さらなるファンの拡大が見込まれる。

このほか各部門の1位には『鬼滅の刃』や『葬送のフリーレン』、『3月のライオン』などの人気作が名を連ねた。ブックライブは、多様なジャンルで読者の「推し」を可視化する特集ページを公開しており、今後も電子書籍を通じて豊かな読書体験を提供していく方針である。