新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」の発表を受け、ゲームファンの間で大きな期待が高まっている。株式会社Hiraku agent(東京都品川区、代表取締役:加藤啓介)は、Nintendo Switchを所有するゲーム好き1,008人を対象に「Nintendo Switch 2への期待と購入意欲」に関する調査を実施し、その結果を公表した。
調査によると、Nintendo Switch 2を「発売日に購入したい」と回答した人は30.9%、「先行発売で購入したい」が20.4%、「欲しいソフトが出るなど何かきっかけがあれば購入したい」が39.4%で、9割以上が何らかの形で購入意欲を示している。これは、Nintendo Switchが幅広い世代から支持されてきた実績を背景に、後継機にも高い関心が寄せられていることを示している。
一方で、注目が集まっているのが抽選販売だ。回答者のうち59.9%が抽選販売に応募し、その中でも37.3%が「マリオカート ワールドセット」に応募していることがわかった。Switch 2の進化した性能を最大限に楽しめるこのセットは、グラフィックの向上やオンラインマッチング機能などが特徴で、高い人気を集めている。実際に第1回目の抽選で当選した人は22.7%にとどまったものの、46.0%が再度抽選に応募しており、購入意欲の高さがうかがえる。
Switch 2と同時に購入したいソフトとして最も多く選ばれたのは「マリオカート ワールド」で、85.6%と圧倒的な支持を集めた。「カービィのエアライダー」(26.5%)や「Nintendo Switch 2のひみつ展」(23.1%)などを大きく引き離しており、マリオカートシリーズの根強い人気と信頼性を物語っている。
また、Nintendo Switch 2で復活してほしいタイトルについては、世代やジャンルを問わず多様な声が寄せられた。「ニンテンドッグ」「ポケモンコロシアム」「スマッシュブラザーズ」「三國無双」「スプラトゥーン」「ドラクエ」「どうぶつの森」「クロノトリガー」など、長年愛されてきた名作の復活を願うファンの熱意が感じられる。
抽選販売に関する任天堂の取り組みに対しては、転売対策としての評価が高かった。「本当に欲しい人が購入できる仕組み」「無責任に売る姿勢ではない」など好意的な意見が多く見られる一方で、「抽選条件が厳しい」という声も一部にはあった。
Nintendo Switchの魅力として最も多く挙げられたのは「任天堂独自のソフトの充実」で49.4%に達し、「据置と持ち運びの両対応」(36.4%)や「家族や友人と遊びやすい」(35.9%)といった特性も評価されている。これは、Switchが単なる高性能機ではなく、使用シーンに応じた体験価値を提供してきた結果である。
Switch 2に期待する点としては、「なめらかな動作で快適なアクションゲーム体験」(33.0%)、「画質のさらなる向上とリアルな映像表現」(31.3%)、「人気新作ゲームのリリース」(25.3%)などが上位に挙げられており、より深い没入体験を求める声が強いことがわかった。
今回の調査結果からは、Nintendo Switch 2に対するゲームファンの高い関心と愛情、そして新しいゲーム体験への強い期待が浮かび上がった。任天堂がこの期待にどのように応えるのか、今後の展開に注目が集まる。