ハウス食品グループ本社株式会社は、2025年4月21日より「EXPO2025デジタルウォレット」と連携し、NFT(非代替性トークン)を活用した海外向けプロモーションキャンペーンを開始した。大阪創業の食品企業として、大阪・関西万博の盛り上げと認知拡大を目的に、同社オリジナルキャラクターのNFTを発行し、世界へ向けたプロモーション活動を展開する。

今回のキャンペーンでは、ハウス食品グループのキャラクター「リンゴキッドとなかまたち」をテーマにした限定NFT(SBT=Soul Bound Token)を配布。SBTはブロックチェーン技術を用いた譲渡不可能なNFTで、改ざんができない特徴を持ち、証明書や参加証としての活用が期待されている。

キャンペーンは全4弾構成で、第1弾は4月21日から5月11日まで開催。第2弾は6月9日から6月29日まで予定されており、第3弾以降の詳細は特設サイト上で順次公開される。

参加者はまず「EXPO2025デジタルウォレット」アプリでアカウントを開設し、キャンペーンサイトからNFTを取得。その中から抽選で、大阪・関西万博の入場チケット(1日券ペア)などの賞品が当たる。

第1弾では、リンゴキッドやキライダマン、ホワイトさんなど全5種のNFTを用意。第2弾ではカレーおじさんやみつばちハニーなどのキャラクターが登場予定。キャンペーンの参加費は無料で、アプリの利用料やNFTの配布もすべて無償で行われる(通信費は参加者負担)。

ハウス食品グループは、キャラクターの魅力を通じて、日本の食文化や大阪の魅力を世界に伝えるとともに、万博の成功に貢献したい考えだ。