株式会社アイモバイル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野口哲也、東証プライム上場)は、同社が提供する広告配信サービス「i-mobile Ad Network」において、ユーザー自身が利用するサービスに応じた遷移先を選択できる新機能「プラットフォームセレクトCTA」の提供を2025年4月16日より開始した。
この新機能により、広告主は1つの広告から複数のリンク先を設定できるようになり、ユーザーは自身の購買・閲覧習慣に合ったプラットフォームを選んで遷移することが可能になる。たとえば、同じ広告内で公式サイト・ECサイト・サブスクリプションサービスなど、複数の購買チャネルを提示できるため、利便性の向上が期待される。
近年、ECサイトや定額制サービスなどの商品・コンテンツは複数のプラットフォームで展開されるケースが増えており、ユーザーは自身が使い慣れた環境内で購買行動を完結させる傾向が強まっている。これまでの広告では「1広告につき1遷移先」が基本であり、広告主にとってはユーザーごとの最適な誘導先を示すことが難しかった。
「プラットフォームセレクトCTA」はこうした課題を解消するもので、複数の遷移先を同時に設定できるのが最大の特長である。ユーザーは好みに応じたリンクを選択でき、広告主側は複数チャネルへの送客効率を高められるとともに、ユーザーがどのリンクを選んだかといったマーケティングデータを収集・分析することも可能となる。
「プラットフォームセレクトCTA」には、広告主・ユーザー双方にとって多くの利点がある。まず、i-mobile Ad Networkの低単価な配信特性を活かすことで、コストを抑えながら効率的にユーザーを誘導できる点が挙げられる。また、視認性の高い大判広告フォーマットを採用しており、クリック率(CTR)の向上が期待できる。
さらに、ひとつの広告に対して複数の遷移先を設定できることにより、ユーザーは自身の利用環境や好みに応じて最適なリンク先を選択できるようになる。これにより、あらゆるサービスにおいて柔軟な活用が可能となる。
加えて、年齢や性別といったデモグラフィック情報、趣味嗜好などのサイコグラフィック情報、さらには企業や地域など多様なターゲティング手法との併用が可能であり、より精度の高い広告配信が実現できる。
そして最後に、ユーザーがどの遷移先を選んだかといった行動データを蓄積・分析することで、広告主にとっては新たなマーケティングインサイトを得ることが可能となる点も、本機能の大きな特長である。