24万人が体感した「ファン・ゴッホー僕には世界がこう見えるー」に続く360度巨大映像空間に没入する体感型デジタルアート劇場第3弾として、「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」が12月20日から開催される。

全世界で200万人が魅了された、ダリの描く不思議な空間に没入する体感型展示

スペインに生まれ、幻想的で非現実的な独自の内面世界を写実的技法によって克明に描き出し、20世紀を代表する芸術家となったサルバドール・ダリ。絵画のみならず、版画、彫刻、オブジェ、舞台芸術、宝飾デザイン、広告、映画、執筆と幅広く活動した彼の人生を、角川武蔵野ミュージアムの体感型のデジタルアート展示で紹介する。

本展では、《記憶の固執》(1931)、《聖アントワーヌの誘惑》(1946)、《レダ・アトミカ》(1949)など、世界的に知られる数々の名作をはじめ、写真、インスタレーション、映画、記録写真などから構成される映像が、全編にわたりピンク・フロイドの楽曲が鳴り響く中、床や壁面360度に映し出される。特徴的な口ひげを持つユニークな風貌、奇妙で超自然的なものへの執着、彼のミューズであり協力者でもあった妻のガラへの愛情、多岐にわたるメディアでの活動など、ダリのさまざまな側面に焦点を当てた映像は、観る者の想像力をかき立て、ダリの独特な世界へと私たちを誘う。展示空間を自由に歩き回り、ダイナミックな映像と音の中に身をゆだねながら、幻想的で摩訶不思議なダリの世界が堪能できる。

角川武蔵野ミュージアムならではの「体感型デジタルアート劇場」

アートと物語を全身で浴びる没入(イマーシブ)体験。角川武蔵野ミュージアムではグランドギャラリーにおいて、1100 ㎡以上の巨大空間をあますことなく映像と音楽で包み込む「体感型デジタルアート劇場」を開発。32台の高輝度プロジェクターを組み合わせ、すべての壁面と床面をシームレスに繋ぎ合わせた全く新しい映像体験は角川武蔵野ミュージアムならではであり、映画ともVRとも違う「共有できる」特別な時間と空間を提供する。

第一弾として「浮世絵劇場 from Paris」(2021年)、第二弾として「ファン・ゴッホ―僕には世界がこう見えるー」(2022年)を開催し、特に「ファン・ゴッホ」展は来場者数が24万人を突破。多くの来場者がアートに包み込まれる没入体験を楽んでいた。今回、「ファン・ゴッホ」展でクリエイティブディレクターを務めたジャンフランコ氏が角川武蔵野ミュージアムと再びタッグを組み、サルバドール・ダリの謎に満ちた世界を映像と音楽で再現する。

【展覧会概要】
展覧会タイトル:サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―
英語タイトル:Salvador Dali – Endless Enigma
会期:2023年12月20日(水)~2024年5月31日(金)
会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
開館時間:日~木10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 ※最終入館は閉館の30分前
休館日:第1・3・5火曜日
展覧会公式サイト: https://kadcul.com/event/170
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
チケット価格(税込):
●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入
一般(大学生以上):2,500円/中高生:2,000円/小学生:1,300円/未就学児:無料
*休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
*年末年始は休まず営業いたします。また、営業時間が通常と異なる日があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
*2024年1月15日(月)~19日(金)は臨時休館となります。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000123526.html