映像クリエイター

役者・俳優・声優

Actor

舞台や映像作品で演技を担当する職種です。

プロフェッショナル×つながる×メディア
CREATIVE VILLAGE

役者・俳優・声優とは

将来性 ★★★★☆
平均年収 500万円
関連資格
代表的なキャリアステップ

役者・俳優・声優は、いずれも舞台や映像作品で演技を担当する職種です。

役者・俳優は、もともとの意味は異なりますが、現代では、ほぼ同じ意味で使われています。舞台や映画、テレビ番組など実写の作品に出演して、演技をする仕事です。

一方、声優はアニメやゲーム、海外作品の吹き替え、番組内のナレーションなど、映像作品に声をあてる仕事です。

身振りや表情を演技に加えられるかどうかで、大きく印象が変わりますので、役者・俳優と声優の演技は性質が異なります。

声のみでの表現しなければならない声優は、役者・俳優と比較するとやや大げさな演技が求められる傾向にあります。

アニメ映画などに俳優がゲスト出演していると、ぎこちない演技に感じてしまうのはこのためです。

逆に、細かな表情や仕草にまで気を配らなければならない役者・俳優の演技も、声優が簡単に真似できるものではありません。

そのため、役者・俳優と声優では、それぞれに専門の養成所があります。

ただ、子役や劇団員から声優へ転向して活躍されている方や、役者・俳優としての活動もする声優の方もおられますので、それぞれの経験が活きる部分はあるようです。

役者・俳優・声優になるには

役者・俳優・声優になるには、いくつかの道のりがあります。

・養成所に通う
・演劇や声優学科のある大学に通う
・芸能・声優事務所に所属する
・オーディションを受ける
・劇団に入る

役者・俳優・声優には、演技はもちろんですが、発生方法などで普通の生活で意識することのない技能が求められますので、経験のない方がいきなりオーディションを受けても合格するのは難しいでしょう。

そのため、役者・俳優・声優を目指す方の多くは、養成所に通って演技や発声に関する技術を身に付けます。

演技を身に付けてからの活動は、芸能事務所や声優事務所に所属せずにフリーで行うこともできなくはありません。

ただ、良い役につくチャンスを得るのが難しくなります。

オーディションで審査をするのにも労力がかかりますから、一定の水準以上の方の演技だけ確認すればよいように、キャストを募集する際には、各事務所にだけ声をかける場合が多いです。

一般の方も参加できるオーディションもありますが、数は少ないですし、大きな役は募集していないことがほとんどです。

そのため、ほとんどの方が、いずれかの事務所に所属して活動しています。

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役者・俳優・声優の将来性

映画公開本数の推移
(データ引用:日本映画産業統計 | 一般社団法人日本映画製作者連盟 | 2022年4月

役者・俳優・声優の代表的な仕事である映画の制作本数は、2010年以降2019年まで増加傾向が続いていました。

直近ではコロナ禍の影響で減少していますが、2020年10月に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が歴代最高の興行収入を記録するといった明るいニュースもあります。

また、映画館の入場者数については、2019年に落ち込んだものの、2021年には回復に転じました。

また、声優はアニメやゲームといった活躍の場もありますが、アニメの制作本数についても同様で、2019年まで右肩上がりに増加していましたが、2020年に10年ぶりに減少しました。
ただ、ゲームの制作本数は増加傾向が続いています。

映画・アニメ・ゲームどの業界も、先行きは決して悪くはありませんので、今後も役者・俳優・声優が活躍する場が減ることはないでしょう。

役者・俳優・声優の年収

ハリウッドスターならCM1本で数億円もの収入があるようですが、日本の役者・俳優の年収は高くとも年収10億ほどといわれています。

もちろん、誰もが名前を知っているような日本トップのスターの話ですので、一般的な役者・俳優の収入は異なります。

舞台俳優の平均年収は300万円前後といわれていますし、映画俳優でも500万円前後です。

声優の年収はランク制で決まっています。

養成所を卒業してから3年目までは人気や台詞の量に関係なく1本15000円ほど、ベテランになると1本45000円ほどになります。
それ以上のランクになると、ノーランクといわれ声優自身でギャラ交渉ができるようになります。

新人のうちは声優での仕事も少なく単価も低いので、アルバイトや副業をする方がほとんどです。

中堅ランクは報酬と仕事数のバランスが良いですが、それでも年収300万円ほどです。

ベテランになると、出演料が高くなりますが、それによって制作側が起用しづらくなり、出演本数が少なくなってしまいます。結果として、一般サラリーマン以下の年収しか稼げないと言われています。

そのため、知名度を活かして声優業の傍らで商売を始める人もいます。そのほか声優事務所や学校を立ち上げたり、飲食店を経営したり、役者業に転職したりする人もいます。

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