株式会社ユリカ(所在地:東京都渋谷区、運営責任者:AI ATAKA氏)は、iOS/watchOS向けメモアプリ「Obsidian連携シンプルメモ」において、Siriを使ったハンズフリー送信機能の提供を開始した。初期設定を済ませれば、AirPodsを接続した状態でSiriに呼びかけるだけで、iPhoneをポケットから取り出すことなく音声でメモを記録できる。

これまでメモを残すには、iPhoneを取り出してロックを解除し、アプリを探して入力・送信するという4ステップが必要だった。しかし本機能を使えば、「Hey Siri、シンプルメモで残す」と呼びかけてメモの内容を話すだけの2ステップに短縮される。Siriが「メモを送信しました」と応答することで、記録が完了したことをその場で確認できる。送信された内容は自分宛てのメールに届き、Obsidian連携をオンにしている場合はObsidianのノートにも自動で保存される。

呼びかけ方には注意点がある。開発中にiOS 26/AirPods Proで繰り返し検証した結果、「シンプルメモで残す」という言い方が比較的安定してアプリに届くことが確認されている。一方、「シンプルメモにメモ」という言い方はiPhone標準のメモアプリへの指示として解釈されることがあるため、「〜で残す」という表現を使うことが推奨されている。

設定は3ステップで完了する。まずアプリの初期設定として送信先メールアドレスを登録・認証し、次にObsidian連携が必要な場合は詳細設定から連携をオンにして保管庫フォルダを選択する。そのうえでAirPodsを接続してSiriに呼びかければ、すぐに利用できる状態になる。なお、AirPods ProとAirPods 4はステム長押しの初期設定が「ノイズコントロールの切り替え」になっているため、機種による違いのない「Hey Siri」から試すことが推奨されている。

同アプリはSiri送信のほかにも、アクションボタン(iPhone 15 Pro以降)、背面タップ(iPhone 8以降)、コントロールセンター/ウィジェット(iOS 18以降)、Apple Watch(watchOS 26.5以降)と、手がふさがっている場面に対応した5つの入力経路を備えている。また今回、iOS 26以降かつH2チップ搭載AirPodsの接続時に利用できる「高音質録音」モードも同時に追加された。

料金はFreeプランが1日3通まで期限なく無料で利用でき、Premiumプランは月額500円・年額5,000円(いずれも税込)で送信無制限となる。Siri経由の送信はアプリ内送信と同じ1日の送信枠を共有する。Siri送信の動作にはiOS 16.4以降が必要で、アプリ本体はiOS 16.0以降に対応している。オフライン時は送信内容を暗号化してキューに保存し、オンライン復帰後に自動送信される。

「Obsidian連携シンプルメモ」はApp Storeにて無料ダウンロードが可能だ。設定手順や呼びかけ方、トラブル対処をまとめた特集ページはhttps://simplememofast.com/siri/で公開されている。