写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」を運営するピクスタ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:古俣大介氏)は、2026年8月12日、ショートアニメ投稿サイト「Anipops(アニポップス)」をグローバル向けショートアニメ配信プラットフォームとしてリニューアルした。同時に最先端AI技術を活用したアニメスタジオを新設し、オリジナル5作品を同時リリースしている。
課金型プラットフォームへ再編、英語字幕でグローバル展開
Anipopsは日本発のグローバル向けショートアニメ配信プラットフォームとして、シリーズ形式のオリジナルアニメを配信する。英語字幕に対応しており、海外ユーザーも日本発の作品を楽しめる。各シリーズは数話まで無料で視聴でき、それ以降は1話50円(0.5ドル)の都度課金、または広告視聴による無料視聴が選択できる。定額プランは週額700円(6.99ドル)と月額2,000円(19.99ドル)の2種類が用意されており、対象作品が見放題となる。
なお、従来の投稿・視聴機能は新設する「Anipops Creators」(https://anipops.com/creators)へ引き継がれ、クリエイターが自作アニメを投稿してファンと交流できる環境は引き続き維持・発展させていく。
個性豊かなオリジナル5作品を同時配信
新設スタジオが手がける第一弾として、企画・脚本からアニメ化まですべて社内で完結させた5作品が同時配信された。
学園探偵アニメ『快明高校探偵部(The Detective Club)』は、自称名探偵の川瀬探と無口なゲーム好き少女・兎木ひかるが密室殺人や殺害予告事件に挑む本格ミステリー。対照的な2人の掛け合いと、傷ついた誰かを救う優しさが魅力だ。
中華風ファンタジー『厄払いの花嫁(The Curse-Breaking Bride)』は、眠り続ける皇子を救う”厄払いの花嫁”として宮廷へ迎えられた孤児・孫容が、陰謀渦巻く宮廷で国の過去と自らの出生の秘密に迫る神秘的な物語だ。
モンスターバトルファンタジー『モークス(Morks)』では、謎の異常生物「モーク」が出現した日本を舞台に、心優しい少女ユラと狼型モークの絆が描かれる。侍アクション時代劇『鈴鳴り奇譚(Bells Of The ONI)』は、鬼を狩りながら旅する3人組が廃坑に潜む鬼と対峙する骨太な作品だ。そして、ブラック企業を辞めて北海道へ移住した主人公が拾った白猫・シロとのんびり配信を始めたら世界中から反響が殺到するという、ほっこり系の『激務に潰されて田舎に引っ越した俺、拾った野良猫と【日常チャンネル】の配信を始めたら〜(Burned Out by My Corporate Job, I Moved to the Country―Now My Stray Cat Streams Are Going Viral)』も注目の一作だ。
「日本のファン」を世界中に増やす——古俣社長の想い
リニューアルの背景には、海外アニメ市場が国内市場規模を上回るほど急拡大している現状と、2025年のAI技術の著しい進化がある。古俣氏は「日本国内には多彩なジャンルや斬新なテーマを持ったアニメ・マンガ作品が数多く存在するにもかかわらず、海外ファンが触れられる選択肢が限られている」と課題を語り、AIの機動力と日本の脚本力を掛け合わせることで、これまで作品化が難しかったアイデアもスピーディーに世界へ届けられると強調する。
今後は自社オリジナル作品の拡充にとどまらず、既存IPや多様なコンテンツとの連携も推進する方針だ。特に、発祥地の中国で2027年に2兆円規模への成長が見込まれる「縦型ショートドラマ市場」を大きな事業機会と捉えており、縦型ショートアニメ領域での展開強化を目指している。
Anipopsの公式サイトはhttps://anipops.com/で公開中だ。
