KONDOSOFTは2026年6月24日、最新生成AIを搭載したドット絵キャラクターが商品や地域情報を案内する企業・団体向けサービス「AIレトロゲームPRシステム」を正式リリースした。

同サービスは、ホームページやイベントサイト、紙の広告媒体などから即起動する2Dレトロゲーム空間をオーダーメイドで構築できるシステムだ。アプリのインストールは不要で、URLや二次元コードから瞬時に起動できる。プレイ時間は5分程度を想定しており、ゲームを楽しんだ熱量のまま現実のサイトへ誘導するシームレスな設計が特徴となっている。

開発のきっかけは「ドット絵のレトロゲームに最新AIを組み込んだら面白い体験ができるのではないか」というクリエイターとしての遊び心だったという。デジタルマーケティングが成熟した現在、画像広告やバナーといった従来の手段だけではユーザーの興味を引くことが難しくなっている。そこで、一方的な情報提供ではなく、ユーザーが自発的に情報へ触れる体験を実現する手段として本システムが生まれた。

最大の特徴は、AIキャラクターが毎回異なる台詞や物語を自動生成する点だ。決まった選択肢を選ぶだけの従来型チャットボットとは異なり、自由な言葉の入力に対してAIがその場で応答を生成する。商品の強みや地域の歴史、FAQなどをキャラクターが記憶し、24時間365日対応できる仕組みだ。また、AIが誤った情報を生成するハルシネーションについても、レトロゲームという世界観の中ではキャラクターの台詞として「レアなイベント」に転換できるとしている。

活用シナリオとしては、簡易チャットボットやFAQ対応、商品紹介・デジタルパンフレット、観光地や施設のデジタルスタンプラリーなどが想定されている。特に観光分野では、ポスターの二次元コードから起動し、街を模したマップを探索しながらAIから歴史やおすすめスポットを学んだり、謎解きクリアで限定クーポンを配布したりといった企画も手軽に実現できるという。

料金面では、通常200万円以上かかるとされるオリジナルWebゲームシステムの開発費を、パッケージ化によって大幅に抑えた。初期製作費は基本パッケージが24万円(税別)、ストーリーパッケージが34万円(税別)の2種類を用意する。月額運用費はAI会話回数に応じて4,980円から44,800円(いずれも税別)の4プランから選択できる。