公益財団法人日本児童養護施設財団は、児童養護施設を取り巻く社会課題への理解促進を目的とした新番組「社会報道 -知る、もう一つの社会-」の収録を実施した。フリーアナウンサーの新井恵理那氏がニュースキャスターとして出演し、全国約610か所の児童養護施設で暮らす約22,000人の子どもたちの現状や支援活動をニュース番組形式で紹介している。

番組では、高校卒業後の自立支援や生活準備金、クリスマス支援事業「あしながサンタ」、企業によるCSR・CSV活動、ボランティア活動、スポーツ機会の格差など、幅広いテーマを取り上げている。また、財団の公式アンバサダーを務めるアインシュタイン・河井ゆずる氏の活動や、オレンジの羽根事業のテーマソングとして制作されたはなわ氏の「オレンジの羽根」も紹介し、施設への理解と関心の向上を目指している。

収録では、事業内容の紹介にとどまらず、「なぜその支援が必要なのか」という背景にある社会課題にも焦点を当てた。新井氏は撮影を通じて自身も施設のさまざまな側面を知ることができたとし、財団の「子どもたちの未来のために」という一貫した姿勢に深く共感したと語っている。

理事長の江原均氏は、児童養護施設の子どもたちを取り巻く課題はまだ十分に社会へ伝わっていないとした上で、この番組を通じて支援の輪が広がるきっかけになればと願いを述べた。

番組は今後、Instagram、X、YouTubeなどを通じて順次公開される予定で、公開時期は現在調整中だ。