米GoPro(ゴープロ)社は2026年4月21日、映像制作者やクリエイター向けに、高い機動性と高画質を両立したコンパクトシネマカメラ「MISSION 1シリーズ」を世界発表した。同シリーズは5000万画素の1インチセンサーと、処理能力を大幅に高めた新開発のGP3プロセッサーを搭載し、最大8Kの超高解像度撮影や自由な画角編集を可能にするオープンゲート撮影に対応している。

ラインアップは、フラッグシップの「MISSION 1 PRO」、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換に対応した「MISSION 1 PRO ILS」、標準モデル「MISSION 1」の3機種で構成される。上位のPROモデルは8K60fpsや4K240fpsの動画撮影を可能とし、編集時のリフレーミングが容易な8K30fpsのオープンゲート撮影にも対応した。また、交換レンズ式のILSモデルは、同社初となる本格的なレンズ選択の自由をユーザーに提供し、映像表現の幅を大きく広げる。

音響面では4つのマイクを内蔵し、録音時の音割れを防ぐ32bit float録音や最新のBluetoothオーディオ接続をサポートした。本体はハウジングなしで水深20mの防水性能を備え、背面の大型ディスプレイや操作ボタンの再設計により、過酷な現場での実用性を高めている。

創業者兼最高経営責任者のニコラス・ウッドマン氏は、本製品をプロユーザーが長年待ち望んでいたコンパクトなシネマカメラであると位置づけ、厳しい環境下でも妥協のない映像品質を追求したと強調している。

価格はMISSION 1が10万5400円、MISSION 1 PROおよび同ILSが12万2600円となる。標準モデルとPROモデルは2026年5月28日より順次販売を開始し、レンズ交換式のILSモデルは同年秋頃の発売を予定している。同社はあわせて、ワイヤレスマイクや新型バッテリーなどのアクセサリー群も展開し、高度な制作環境を支援する方針だ。