株式会社QREATION(本社:東京都渋谷区)は、2025年3月、テレビ東京関係者を対象とした「縦型ショート動画に関する勉強会」を実施した。

この勉強会では、QREATION取締役兼クリエイティブディレクターの伊吹とよへ氏が登壇。縦型ショート動画市場における制作・配信の重要なポイントや最新トレンドについて詳しく解説した。

伊吹氏は、総フォロワー数250万人を超えるマルチクリエイターであり、地上波番組「ひまつぶ荘」(日本テレビ)へのレギュラー出演や、ショートドラマの脚本・演出・監督など、多方面での実績を持つ。

勉強会では、縦型動画がスマートフォン視聴に特化し、短時間で情報を伝えやすいという特性から、企業のプロモーションにおいて欠かせない手法となっている現状を紹介。ユーザーとのインタラクションを促進しやすいことからも、「意味あるバズり」を狙うには、視聴行動やプラットフォームの特性を正しく理解した上でのコンテンツ設計が不可欠であると強調した。

さらに、近年注目される縦型ショートドラマについても言及。ドラマや映画のプロモーション手段として有効であり、サイドストーリーを通じて視聴者の関心を引きつける手法や、共感を呼ぶテーマ選定による拡散性の向上など、縦型ならではの効果について解説がなされた。

QREATIONはこれまでに、KDDIとのコラボ企画「本日も絶体絶命。」で累計再生数5億回を突破し、「いつだって究極の選択」ではSHIBUYA109トレンドランキング入りを果たすなど、多数のヒットコンテンツを手がけてきた。

また、テレビ東京の配信番組PR用に企画・制作された縦型ショート動画シリーズ「テレトロー。」では、モノマネタレントのキンタロー。を起用したコンテンツが話題に。アカウント開設からわずか1か月でTikTokフォロワー数は2.9万人を突破し、松本まりか主演ドラマのモノマネ動画は549万回再生を記録するなど、高い注目を集めている。

QREATIONは今後も、時代に即したクリエイティビティと実績をもとに、企業のプロモーションやコンテンツ展開を支援し、日本のエンタメ・コンテンツ産業の成長に貢献していく方針だ。