エックスサーバー(大阪市北区、小林尚希代表取締役)は28日、レンタルサーバー「エックスサーバー」において、AIエージェントとの対話を通じてウェブサイトの作成から公開までを完結できる「サイト作成・公開スキル」の提供を開始した。AI技術を活用し、サーバー設定やサイト制作の専門知識が乏しい層でも手軽にウェブサイトを運用できる環境を整える。
今回公開された「サイト作成・公開スキル」は、AIエージェントに対して同サーバー上でのサイト構築手順やルールを指示する専用の定義ファイルである。利用者は「Claude Code」や「Cursor」、「Gemini CLI」といった主要なAIツールに同ファイルを読み込ませることで、AIからの問いかけに応じる形で必要事項を入力し、スムーズにサイトを公開できるようになった。
背景には、対話型AIを用いてコード生成やファイル操作を行う開発手法の普及がある。一方で、制作したサイトをインターネット上に公開するには複雑なサーバー設定が必要となり、初心者にとって大きな障壁となっていた。同社は手順を定義化したスキルを提供することで、この作業負担を大幅に軽減する狙いだ。
また、4月16日に提供を開始した「XServer API」との連携も可能だ。これにより、AIエージェントや自動化ツールからREST APIを経由して直接サーバーを操作できるようになる。個人の簡易的なサイト制作にとどまらず、企業における制作・運用フローの効率化や自動化など、幅広い用途での活用が見込まれる。
同社は、最新の高性能マシンと国内最大級のバックボーン回線を強みに、稼働率99.99%以上の安定したサービスを提供している。今回のAI対応により、圧倒的な高速性能に利便性を加え、さらなる利用者層の拡大を目指す構えだ。
