株式会社新潮社は、雑誌「芸術新潮」2026年10月号を9月25日(金)に発売する。定価は1,700円(税込)だ。巻頭特集は小野不由美氏の「十二国記」で、7年ぶりの新刊となる新潮文庫オリジナル短編集『幽冥の岸』の発売を記念した約60頁の大特集となっている。
最大の注目は、少女マンガの神と称される萩尾望都氏と小野不由美氏による対談の実現だ。萩尾氏は大の「十二国記」ファンとして知られ、一方の小野氏は子供の頃から萩尾作品の熱心な読者だったという。互いに心からリスペクトし合う2人が、「十二国記」について、萩尾作品について、そして「物語をつくるとは何か」をテーマにたっぷりと語り合っている。
特集にはほかにも読み応えのある内容が並ぶ。1991年に『魔性の子』の装画を手がけて以来、35年にわたって「十二国記」シリーズの装画や挿絵を描き続けてきた絵師・山田章博氏のインタビューでは、新作『幽冥の岸』のイラストがいかにして生み出されたかが語られる。さらに、2025年12月から東京・日生劇場を皮切りに福岡・大阪・愛知で上演されたミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』の制作過程を、主演の柚香光氏をはじめとする関係者へのインタビューでレポートする。
「芸術新潮」は2022年6月号でも「十二国記」絵師・山田章博氏の世界を特集し、書店で品切れが続出するほどの反響を呼んだ。今回はその特集を上回る規模で、壮大かつ深遠な物語世界をさまざまな角度から深掘りする内容となっている。
「芸術新潮」は1950年の創刊以来、歴史的な芸術作品から建築、古美術、現代アートまで幅広く取り上げてきたアートマガジン。詳細は公式サイト(https://www.shinchosha.co.jp/geishin/)で確認できる。
