アニメ・音楽・映像などのコンテンツ制作を手がける株式会社AniTone(本社:東京都目黒区、代表取締役:中村剛之)は、グループ会社との事業統合を通じ、エンターテインメント分野での体制強化を図る。
AniToneは、SUPER STATE HOLDINGS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柏原真人)の傘下企業。同社は2025年6月1日付で、同じくグループ会社の株式会社ビタースウィートエンタテインメントを吸収合併する。また、4月末日付でiTokyo株式会社と株式会社B.B.Qをグループに迎え入れる予定だ。
この統合により、AniToneは既存のアニメ制作・音楽レーベル・映像事業に加え、VTuber・音楽アーティスト・SNSクリエイターのプロデュースにも本格参入。アニメ、音楽、映像を軸とした“次世代クリエイティブカンパニー”として新たな一歩を踏み出す。
現在、AniToneが支援するクリエイターには、さまざまな分野で活躍する若手アーティストが名を連ねている。2024年に活動を開始したシンガーのIbuki(いぶき)は、YouTube上でオリジナル楽曲やカバー動画を投稿し、圧倒的な歌唱力と繊細な表現力で注目を集めている。登録者数は約12万人、総再生回数は337万回を超えており、CDリリースやライブイベント、グッズ展開を通じてさらなる飛躍が期待されている。
また、VTuberとして人気を誇る苑楽アソビ(えんがく あそび)は、YouTubeでの登録者数が41.7万人、総再生回数は約2億6,674万回にのぼる。「歌ってみた」動画やオリジナル楽曲を中心に幅広い層から支持を受けており、AniToneは今後、音楽活動やグッズ展開を積極的に支援していく構えだ。
さらに、2019年より活動を続ける女性ボーカリストの青妃らめ(あおひ らめ)は、感情豊かな歌声と独自の世界観で着実にファンを増やしている。特に、女性の強さや儚さをテーマにした楽曲に定評があり、YouTube登録者数は約13万人、総再生回数は4,030万回に達している。
AniToneは、今後もアニメ・映像作品への出資や企画制作を積極的に推進。所属クリエイターの多面的な活躍の場を広げる方針で、アニメ主題歌の歌唱や声優起用、映像作品への出演などを通じて、IPの価値向上を図る。
コンテンツ制作やタイアップに関心のある企業・パートナーに対しては、企画提案やコラボレーションの相談を随時受け付けている。問い合わせは、AniTone公式窓口まで。