株式会社ARROVAが京王エージェンシーおよびHakuhodo DY ONEと連携して制作した「SHIBUYA MEGA WALL CRANE」が、「デジタルサイネージアワード2026」において優秀賞を受賞した。ARROVAは本作品の裸眼3D映像およびCGI映像の制作を担当している。

同アワードは一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムが主催し、優秀なデジタルサイネージ作品を選出・表彰することで市場の活性化を目指すものだ。2026年4月6日から5月8日にかけて作品を公募し、6月10日の審査発表会でグランプリ1作品、準グランプリ1作品、優秀作品10作品が選出された。

「SHIBUYA MEGA WALL CRANE」は、SHIBUYA109に隣接する縦13.00メートル×横6.00メートルの縦型LEDビジョン「KEIO MIRARERU VISION 渋谷メガウォール」を舞台にした作品だ。この巨大ビジョンを「クレーンゲーム」に見立て、クレーンアームが景品をつかんで街へ飛び出すような裸眼3D映像を制作。さらにCGI映像では、クレーンがビジョンの枠を超えて実際の渋谷の街へ飛来するような表現を加えることで、街頭でのOOH体験とSNS上での映像体験を結びつけた。

本作品の特長は、情報を伝えるだけの広告にとどまらず、ブランドの世界観を「撮りたくなる主役」として見せる設計にある。無音の屋外広告枠であっても、クレーンアームのキャラクター性とコミカルな演出により内容が直感的に伝わる工夫が施されている。また、現地で見た通行人がスマートフォンで撮影したくなる体験と、SNSで見た人が「実際に渋谷で見てみたい」と感じる体験の両方を生み出すことを目指しており、街頭での注目とSNSでの拡散が相互に作用する仕組みとなっている。

ARROVAは博報堂DYグループのHakuhodo DY ONEの子会社で、国内初のゲームメディア専業マーケティングエージェンシーとして、CGIやARを活用したバーチャルとリアルをつなぐ体験づくりを手掛けている。受賞作品はデジタルサイネージアワード公式サイト(https://digital-signage.jp/openevent/award/dsa2026-6)で確認できる。