株式会社サムシングファン(本社:大阪府大阪市、代表取締役:薮本直樹)は、2025年1月31日、株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔)と資本提携を締結した。カヤックはサムシングファンの発行済株式の一部を取得し、新たな株主として参画する。出資額や出資比率は非公開。
両社は今回の提携により、次世代の動画マーケティングやエンターテインメント分野における新たな事業創出を目指す。サムシングファンは、年間7,000本を超える動画制作の実績と、動画分析ツール「DOOONUT」、ライバー事務所「さむふぁん!」などを展開し、動画DXを軸としたビジネス支援を行ってきた。一方、カヤックはゲーム開発や広告制作に加え、eスポーツや地方創生といった多岐にわたる分野で事業を展開。「面白法人」として独自のクリエイティブ文化を築いている。
今回の資本提携では、カヤックの企画力・技術力と、サムシングファンの動画マーケティングノウハウを掛け合わせることで、より革新的なプロモーションサービスの提供を目指す。また、地方自治体や企業向けの地域活性化プロジェクトや、Vチューバー・ライバー市場の拡大、インバウンド需要への対応など、多面的な事業展開を進める方針だ。
カヤック代表の柳澤大輔氏は、「サムシングファン様との提携を通じ、プロモーションや地域活性化領域で人々のライフスタイルを面白くできることを期待している」と語る。一方、サムシングファン代表の薮本直樹氏は、「クリエイティブとデジタルの融合により、未来のエンタメとマーケティングの在り方を共に描いていきたい」とコメントしている。
両社はそれぞれの経営理念である「面白いを創る」(カヤック)と「価値を映す」(サムシングファン)の共鳴を軸に、次世代のマーケティングとエンターテインメントの共創に向けて取り組んでいく。