神戸学院大学は5月1日、創立60周年を記念し、地元の老舗である株式会社ナガサワ文具センターと共同で開発した2種類のオリジナル万年筆インクを完成させたと発表した。このプロジェクトは、同大学の現代社会学部、経営学部、人文学部の学生有志が主体となって進められた産学連携の取り組みである。

開発されたのは「Kobe INK物語」シリーズの新作として、同大学の2つのキャンパスを象徴するカラーである。ポートアイランドの海と空を表現した透明感のある「Poai Campus Blue」と、有瀬地域の豊かな自然をイメージした「Arise Campus Green」の2色が誕生した。学生たちは企画段階からパッケージデザインに至るまで、同シリーズを監修してきたナガサワ文具センターの竹内直行氏のアドバイスを受けながら制作に携わった。

一般発売に先立ち、5月21日と22日の2日間、神戸マルイの1階ポップアップショップにて先行販売イベントが開催される。当日は経営学部の辻幸恵ゼミナールの学生らが対面販売を行い、試筆体験などを通じて商品の魅力を伝える。時間は各日11時から17時30分までとなっている。

商品の価格は各色税込2,750円で、一般発売は5月30日に開始される予定である。販売場所は、ナガサワ文具センターの各店舗や神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパス内の売店などが予定されている。地元の風景をインクに込める活動を続けてきた老舗と、次代を担う学生の感性が融合した一品として注目を集めそうだ。