三陽合同会社は5月1日、中国のメカニカルキーボードブランド「NuPhy」の最新モデル「Node100 JIS」の予約販売を開始した。加勢悠氏が代表を務める同社は、自社オンラインショップ「DIGIART」のほか、家電量販大手のビックカメラやヨドバシカメラのECサイトを通じて注文を受け付けている。製品の発送は5月下旬より順次開始される予定だ。

同製品は、ミッドセンチュリーのデザインにデジタル要素を融合させた、日本語配列のフルサイズキーボードである。最大の特徴は、日本語配列でありながらスペースキーを二つに分けた「分割スペースバー」を採用した点にある。専用のウェブドライバー「NuPhy IO 2.0」を用いることで、左右のキーに異なる機能を割り当てることが可能となり、タイピング効率の飛躍的な向上が期待できる。

機能面では、直感的な操作が可能な「タッチバー」と、バッテリー残量などを視覚的に確認できる「ドットマトリクスインジケーター」を搭載した。タッチバーはスライドやタップの動作に対応し、音量調節やバックライトの変更が手元で容易に行える。内部にはGateronと共同開発した新世代のスイッチを採用しており、滑らかな打鍵感を実現している。

ラインアップは、机上の圧迫感を抑えた「ロープロファイル」と、標準的な「ノーマルプロファイル」の2種類を展開する。接続はUSBによる有線のほか、Bluetooth 5.0や2.4GHz無線に対応した3モード接続が可能で、最大4台のデバイスを登録して瞬時に切り替えることができる。

また、ユーザーが自身の環境に合わせてカスタマイズを楽しめるよう、3Dプリンター用のデータも公開された。これにより、ペンホルダーや充電スタンドといった専用アクセサリーを自作できる。バッテリーは最大約1,000時間の連続使用が可能な大容量を搭載しており、ビジネスからクリエイティブな用途まで幅広く対応する。