コクヨ株式会社(本社・大阪市)のクリエイティブ室「YOHAK DESIGN STUDIO」に所属する佐々木拓氏と金井あき氏が、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が選出する「JAGDA賞2026」のCI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス部門を受賞した。両氏が手がけたコクヨのリブランディングが高く評価された。

JAGDA賞は、優れたグラフィックデザインの創作と記録を目的に2008年に創設された。ポスター、ジェネラルグラフィック、CI・VI、パッケージ、デジタルメディアなど約10のカテゴリーで構成され、年度ごとに特に優れた作品が選出される。

コクヨは1905年10月の創業から120周年を迎えた節目にあたる2025年10月、企業理念とビジュアルを刷新するリブランディングを実施した。新たに掲げたコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」とともに、ロゴを含むコーポレートアイデンティティ(CI)とビジュアルアイデンティティ(VI)を全面的に再構築。そのクリエイティブディレクションを主導したのが佐々木氏と金井氏であり、今回の受賞に結実した。

両氏は2008年にコクヨへ入社し、直営店「THINK OF THINGS」「COPY CORNER」や働き方実験施設「THE CAMPUS」のアートディレクションを担当してきた。さらに、21_21 DESIGN SIGHT の企画展「そのとき、どうする?展」やファッションブランド「HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE」のプロモーション「FRUITFUL SOCKS」など、企業や文化領域を横断したビジュアル表現にも携わってきた。

これまでにJAGDA新人賞、東京ADC賞、GOOD DESIGN AWARD金賞、RED DOT DESIGN AWARDなど多数の受賞歴を持ち、国内外で高い評価を得ている。今回のJAGDA賞受賞は、コクヨのブランド価値を再定義したアートディレクションの成果として、同社のデザイン力を改めて示すものとなった。

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