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クリエイターの共創を支援する新興プラットフォーム「FEAT」を運営するKUROGO株式会社(本社・東京都中央区、代表取締役・工藤吟)は、年に一度の音楽コンテスト「FEAT CONTEST 2025」を10月1日から開催したと発表した。昨年の大会では210曲を超える応募が集まり、約500名が参加した。今年は「ヤマハ賞」や「DJMAX RESPECT V賞」など新たな特別褒賞を設け、より幅広い分野からの挑戦を促している。

コンテストはFEAT上で制作された歌モノ楽曲が対象で、音声合成ソフトの使用も可能だ。応募作品はYouTubeまたはニコニコ動画上で公開し、指定タグを付けて参加する。応募期間は11月30日まで。一次審査では上位作品として「TOP50」と「NEXT30」が選ばれ、最終審査では協賛企業や運営による特別褒賞、最優秀作品賞の選定が行われる。

特別褒賞には、セガの音楽ゲーム「maimai でらっくす」や「オンゲキ」への収録機会、バンダイナムコミュージックライブによるVTuberプロジェクトへの楽曲提供などが含まれる。ヤマハ賞では「VOCALOID公式デモソング」制作依頼と関連ソフトの贈呈が行われる。また、NEOWIZの「DJMAX RESPECT V」では受賞曲採用が予定されており、多様なジャンルのクリエイターに注目が集まりそうだ。

このほか、イラストレーターにはBauhutte賞として専用デスクが贈られ、シンガーにはイケベ楽器店による特別賞も用意されている。最優秀作品賞の受賞者には、FEAT特製のクリスタルトロフィーと特製バッジが授与される。

コンテストの条件として、作品は完全オリジナルである必要があり、制作過程のすべてを生成AIに依存することは禁止されている。ただし、AI歌声合成ソフトの使用は認められている。応募や詳細は公式サイトで確認できる。

FEATはコンポーザーやシンガー、イラストレーターらが自由にコラボできるプラットフォームとして2023年に誕生。メジャー組織に属さないインディペンデントアーティストを中心に急速に支持を広げ、登録クリエイターは約4,000人に達している。KUROGOは「クリエイターファーストの環境づくりを通じ、次世代の音楽文化を支える」としている。

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