大阪・通天閣から広まり、その足の裏をなでると願いが叶うと言われる福の神「ビリケンさん」。とんがった頭とつりあがった目が特徴的なこのキャラクターが、万博アーティストであるMUSASHIと新たなコラボレーションを展開することが発表された。近年、「BILLIKEN CREATORS OSAKA(ビリケンクリエイターズオーサカ)」と銘打ち、大阪発のポップカルチャーとしてアートイベントも開催されており、第5弾の2025年3月にはMUSASHIもクリエイターとして参加している。
『世界のMUSASHI個展』に“金の犬殿”とビリケンさんが共演
万博期間中の7月9日(水)・10日(木)に開催される『世界のMUSASHI個展』では、高さ1mほどのビリケンさんがMUSASHIアート仕様になって登場する。その展示場所は、同個展内の『金の犬殿プロジェクト』として製作されている、日本の伝統建築技術を駆使した厳かな“犬小屋”の中である。100年以上前から大阪で愛されてきた神様“ビリケンさん”が、アーティストMUSASHIによって新たな世界観をまとい、さらに匠たちの技を結集した美しい祠のような建造物の中に鎮座する。思わず参拝してしまいそうな貴重な三者のコラボレーションに、当日への期待が高まるばかりだ。
万博会場でMUSASHIがビリケンさんにライブペイント
さらに、ビリケンさんのライセンスを所有する田村駒株式会社より、「世界のMUSASHI個展を盛り上げるお手伝いができたら」との協力があり、高さ17cmほどの小さなビリケンさん数体も提供されることが決定した。これに対し、万博個展の当日にMUSASHIがライブペイントを行う予定である。その日、その場所の空気感とMUSASHIの感性によって作品が生み出される様子を、ぜひ多くの人々に目撃してほしい(時間は不定)。
ビリケンさんについて
ビリケンさんは、1908年にアメリカの芸術家が「夢に出てきた神様」をモデルに生み出したキャラクターである。そのユーモラスで親しみやすい風貌が人々の心をつかみ、世界中に広まった。日本には明治時代に渡来し、1911年には田村駒株式会社の前身である神田屋田村商店が商標を登録。以来、大阪の象徴的な存在として、観光地や人々の暮らしの中で愛され続けている。足の裏をなでると願いが叶うと言われ、“福の神”として親しまれている。(HPより)
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000148782.html