名古屋市中区を拠点とする株式会社レジスタ(代表取締役:千賀信義)は、2025年3月16日、なごや寺町エリア(東別院~西別院)でコミュニティイベント「LOCAL CONNECT -可視化するまちづくり-」を開催する。
同イベントでは、参加者が実際にまちを歩き、隠れた魅力や個性的なスポットを発見・取材し、それらを「絵地図」として可視化するワークショップを実施。完成した地図は、4月開催の「NAGOYA ANTIQUE MARKET」でも配布される予定だ。
レジスタはこれまで、日本最大級のアンティークマーケット「NAGOYA ANTIQUE MARKET」や、都会で焚き火を楽しむ「URBAN NIGHT OWL」など、地域の魅力を引き出すイベントを企画・運営してきた。その過程で、まちづくりに関心を持つ若者やボランティアが集まる一方で、彼らが継続的に関わる場が不足しているという課題が浮かび上がった。
そこで同社は、若者がまちとつながり、挑戦し、語り合う場として「LOCAL CONNECT」を立ち上げた。定期的なイベントを通じて、単なる体験にとどまらず、実践を重ねながら地域との関わりを深める仕組みを整えている。
今回のイベントでは、歴史あるなごや寺町エリアを舞台に、参加者が自らの視点で“まちのおもしろさ”を発掘し、視覚的に表現する。制作した絵地図を通じて、多くの人に地域の魅力を伝え、まち歩きを促すことが狙いだ。
企画担当の上田光太郎氏は「まちづくりをもっとおもしろく感じられる場をつくりたい」と語る。「地域に関わるって意外と楽しいし、続けられそうだ!と思える体験を増やし、まちの未来を一緒に作っていきたい」と意気込んでいる。
「LOCAL CONNECT」はこれまでにも、ワークショップやフィールドワークを実施し、まちづくりに興味を持つ若者が学び、実践する機会を提供してきた。第3回となる今回のイベントでは、知識から実践へと一歩踏み出す場となることが期待される。