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校正の仕事とは?仕事内容・年収・必要なスキル

2018/10/09 お仕事コラム

校正は、文章に関わる仕事というイメージはあっても、具体的な仕事内容はよくわからないという人も多いと思います。
混同されがちな「校閲」と比較し、校正の仕事内容・年収・校正の仕事に就くために必要なスキルなどを解説します。

校正の仕事内容

校正とは「文章の誤りを発見して修正する」仕事です。類似する仕事に「校閲」がありますが、校正と校閲は作業内容が違います。

校正は、文字の書き間違いや文法上の誤り、漢字の間違いなど「文章のルールに間違いがないか」をチェックするのが主な仕事です。
対して校閲は、時代考証や事実確認など「文章の内容に間違いがないか」をチェックするのが主な仕事です。

企業によっては校閲が校正の仕事を兼ねている場合もあるので、求人内容をしっかりと確認して、作業内容を把握しましょう。

校正の年収

校正の年収は、どの企業に勤めるかによって異なります。大手出版社の場合、特に校閲まで扱う部署で作業をする場合は高収入を期待できます。
校閲に力を入れている大手出版社の場合、初任給で400万円程度。経験を積むにしたがって年収がアップしていきます。部長クラスになると1,000万円の大台に乗ることもあるとされていて、執筆者や編集者なみの待遇を受けられることもあります。

一方で、小規模な雑誌社などの場合はそれほど高い給与水準にはならず、最大で500万円以下というケースもあります。校正の仕事で安定した収入を期待するのであれば、やはり大手出版社を狙うのがベストだと言えるでしょう。
もちろんそれだけ高いレベルの能力が求められますが、やりがいもありますし、仕事内容によって高い評価を受けられます。

校正の仕事に就くには

向いている人

校正は、文章を一字一句地道にチェックする仕事です。
細部まで目が行き届いて、黙々と作業をこなせる人が向いています。

また、文法や漢字の間違いを正すためには、文章表現に対する知識があることが必要です。
勉強を怠らず、正確な知識を得ようとする探求心や向上心があるのは大事な資質と言えるでしょう。

就職先

校正の仕事のほとんどは、雑誌や小説、漫画などを制作する出版社・新聞社で業務を行います。そのため、こうした会社を目指して就職活動をする必要があります。
大手クラスの出版社となるとやはり競争が激しく、なかなか簡単には入れません。

小規模な出版社などでは、アルバイトの募集をしていることもあります。まずはアルバイトで実務経験を積んで、少しずつスキルを磨いていくのもひとつの手です。

また、出版社以外にもテレビ関係の会社に勤めて番組で読まれる原稿に間違いがないかチェックする、という働き方もあります。

選ぶべき進路

言語に関する深い造詣を持っていることはこの仕事の助けになるので、文学系や言語系の勉強ができる学校が向いています。

ただし、理系の進路でも校正になれないわけではありません。
学術雑誌では高い専門知識が求められるので、自然科学や物理、数学などの専門教育を受けた人が適しているケースもあるからです。

学べる学校

校正のみを専門に扱う大学は少ないので、言語に関する総合的な教育を受けられる言語学系の学科を選択するのが良いでしょう。

専門学校には校正や校閲を主な講座として実施しているところもあります。
実務作業をするにあたってのノウハウ・使われる用語・記号・業界の実情など、より実践的なスキルを学べるメリットがあります。

必要なスキル

校正の業務は、それぞれの会社で異なる手法をとっています。そのため、細かな点については実際の業務から教わることが多いでしょう。

しかし、基礎的な日本語の文法や漢字、表現についての深い知識があることはとても重要です。また、「文学ついての幅広い知識がある」「本が好きな人かどうか」なども重要視されることもあります。

必要な資格orおすすめの資格

校正の仕事をするにあたって必須の資格はありませんが、自分のスキルを客観的に表すために、民間の検定資格を取得することも無駄ではありません。
小さな出版社などでは、検定資格を持っていると採用が有利になることもあり、アルバイトでは給料が上がるケースもあります。

また、言語に関する知識力を示すため、漢検の資格があると助かる場面もあるでしょう。
校正の仕事とは直接関係はありませんが、日本語教師の資格を持っているということで、正しい日本語文法を説明できる能力があると見なされることもあります。

まとめ

校正は、執筆者が書いた文章をチェックして、文法上の誤り・誤字脱字・漢字の間違いなどがないかをチェックする仕事です。

校正の仕事をするために必須の資格はありませんが、日本語そのものや漢字などについての深い知識があることは重要視されます。

また、学術系や美術系、歴史系の雑誌など、専門性の高い文章の校正をするのであれば、その専門分野における知識があるということも大事なポイントです。
勤務先により大きく収入が変わりますので、求人情報をよく読み、会社選びは慎重に進めてください。

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