コピーライターという仕事をご存じですか?新聞、雑誌、テレビ、ポスターなど広告制作の分野で活躍する仕事で、広告のキャッチコピーを作る“言葉のプロフェッショナル”です。

大手広告代理店勤務やフリーランスで実績を重ねていけば、年収600~700万以上は稼げる職業です。

クリエイティブ職の筆頭であるコピーライターについて、大きく4つのポイントでご紹介します。
・仕事内容
・平均年収
・向いている人や必要なスキル
・ライティングスキルを見につける進学先

コピーライターという職業の理解が深まるので、ぜひご一読ください。

コピーライターの仕事内容とは?

コピーライターは、文字通り広告のコピーを考えるのが仕事です。
テレビ/新聞/雑誌/ラジオ/ポスター/商品パッケージなどマスコミ媒体の広告を幅広く手がけます。

最近ではWeb関連の仕事も多く、ブランディング事業における企業のオフィシャルサイトやリクルートサイトのコピー制作ランディングページのセールスコピーといったジャンルで活躍するコピーライターも増えています。

仕事内容はコピーを作るだけではなく、基本方針やゴールの設定、メディアの決定といったマーケティングを軸にしたコミュニケーション戦略にも携わります。

広告代理店勤務の場合、コンセプト作り、マーケティング、ブランディング、アートディレクションなど業界知識全般をゼロから学ぶことができます。
フリーランスの場合は、発注元が広告代理店や制作プロダクションとなり、納期や報酬など受注条件を交渉してから仕事を請け負います。

「言葉」を武器にする仕事がコピーライター

想いを言葉にするのがコピーライターという仕事です。コーポレートメッセージ、キャッチコピー、ブランドメッセージなど媒体ごと、戦略ごとに言語化するコピーはさまざまですが、その言葉を通じて世の中に商品やサービス、企業そのものを効率的かつ効果的に伝えていくという使命があります。

最も重要なことは、コピーを通じて「ユーザーに何を伝えたいか」「クライアントが伝えたいことが明確に表現できているか」という視点をブレずに持つことです。

ひとつのコピーを作るため何百本というコピーを日々書き出しては却下されるなど、一見華やかに見えますが地道な努力と忍耐力が必要な仕事といえるでしょう。

コピーが完成するまで

コピーライターに求められるスキルとは?

コピーライターに向いている人、求められるスキルはどんなものでしょうか?

コピーライターになるために必要な資格は特にありません。就職や転職でアピールできるとすれば、一般公募しているコピーライティングの賞を取ることです。

好奇心が旺盛で、セルフスターター(主体的)な人が向いています。コピーライターは人の話をしっかりくみ取れる「聞く力」も重要です。よりよいアイデアをアウトプットするためのインプット能力も必須といえます。

最高のコピーを生み出すには、目に見えない価値観、想い、理念などを言葉に変換する力が求められます。「本当にこれでいいのか?」と常に疑問を持ち、貪欲に成果を追い続ける向上心が高い人が向いているでしょう。

マーケティング視点からコミュニケーション戦略を設計する場合、多角的な視点から分析するためコツコツと情報集めができる情報収集能力も必要なスキルのひとつです。

コピーライターの魅力・やりがい

一番の魅力は、「大勢の人の記憶に残る仕事ができる」ということです。
フリーランスの場合、誰もが知る大企業のブランドコピー、人気商品のキャッチコピーを生み出すことができれば、知名度が上がるとともに報酬の大きい仕事が舞い込んでくるようになり、売れっ子コピーライターとして大成功を収めることができます。

一流コピーライターと代表的なコピーを紹介します。

糸井重里 「くうねるあそぶ」(日産セフィーロ)
木村透 「NO MUSIC, NO LIFE.」(タワーレコード)
秋山 晶 愛は食卓にある。(キューピーマヨネーズ)

大手広告代理店などに所属するコピーライターは、社内コンテストに入賞することで名前を売るという方法もあります。

テレビやポスターなど、より多くの人の目に触れる媒体の広告を手がけることは、コピーライターとして大きな満足感につながり、それが高い評価にもつながることは何にも代えがたいやりがいといえるでしょう。

コピーライターの平均年収と勤務先

コピーライターの平均年収は約300~400万円です。もちろん、経験や勤続年数などによって違いはありますし、所属する会社の規模によっても異なります。

大手広告代理店で年収600~800万円、中小企業では400~500万円あたりが相場のようです。

※年収はいずれもクリーク・アンド・リバー社調べ

コピーライターの求人と年収サンプル

株式会社電通クリエーティブX
コピーライター(広告)
職種 コピーライター
雇用形態 契約社員
給与・報酬 想定年収350万円~450万円
勤務地 東京都 港区東新橋
グラフィック・WEB・映像はもちろん、メディアを問わず効果的な戦略を立案し、クライアントにダイレクトに提案しています。

総合広告会社
プランナー・アートディレクター・コピーライター
職種 コピーライター(広告)、プランナー(広告)、アートディレクター(広告)
雇用形態 正社員
給与・報酬 想定年収600万円~900万円
勤務地 大阪府 大阪市北区
得意先企業が新たな価値を社会や顧客に提供するための支援を行っていただきます。

コピーライターの求人一覧

契約社員、正社員と雇用形態で年収に差が出ます。また、医学・医療、金融などの求人には細かな応募資格があり、専門的知識や経験が求められます。経験が豊富な分、年収に反映されるというわけです。

独立してフリーランスのコピーライターになれば会社員時代よりも稼げる可能性がありますが、すぐに仕事を依頼されるとは限りません。

代表的な就職先は?

コピーライターが働くスタイルは大きくわけて2つあります。ひとつは企業に勤める会社員として、もうひとつはフリーランスです。新卒や中途で広告代理店、企画制作会社、出版社、メーカーの宣伝部などに入社して経験を積んでから、独立してフリーになる人もいます。

最近では、Web業界においてライティング能力が高い人材が求められており、未経験からコピーライターを目指す人が増えています。コピーライターに転職する際、いきなり広告制作に携わることは難しく、広告会社やWeb制作会社の営業職で広告制作の現場を学んでからステップアップするという人も多いようです。

コピーライティングを学べる講座・学校一覧

ライター未経験の方は、まずは学校などで基本的な知識を習得して、企業に就職するというのが一般的です。ここでは、コピーライターに必要な知識とスキルを学べる学校や講座について紹介します。

東京ビジュアルアーツ

マスコミ出版・芸能学科 出版編集専攻/総合出版コース
http://www.tva.ac.jp/crs/mass/total/

特徴 マスコミ業界で働く人に必要なスキルを学ぶことができます。総合出版コースでは出版企画や編集、記事制作など広告制作に携わるライターとしての基礎知識や技術を幅広く習得できます。
目指せる仕事 コピーライター、編集者、記者、校正者、ライターなど

専門学校 文化デザイナー学院

広告プロモーションデザイン学科 出版編集専攻/総合出版コース
http://bunka-gakuen.ac.jp/course/ad-promotion-design/

特徴 絵を描く、写真を撮る、広告に興味があるなど、好きな業界・分野で働きたい人が現場で活躍できる実践力を習得するための学校です。知識ゼロから学び、プロとして業界で通用する総合的なスキルを見につけることができます。
目指せる仕事 映像ディレクター、グラフィックデザイナー、カメラマン、コピーライター、Webデザイナーなど

たのまな ヒューマンアカデミーの通信講座

Webライティングコース
https://www.tanomana.com/lpo/homework/startpack/

特徴 通信講座大手のヒューマンアカデミーが、副業・在宅ワーカー志望向けに開設した専門講座です。独自のカリキュラムでWebライティングに必要な執筆スキル、SEO知識を約6ヵ月間で学ぶことができます。
目指せる仕事 コピーライター、Webライター

まとめ

ベストセラー『伝え方が9割』の著者であるコピーライター佐々木圭一さんも「コトバには力があります。人は、コトバによって動かされます」と伝えている通り、言葉で感動させたり行動を促したりすることがコピーライターの仕事です。

言葉を通じたコミュニケーションがベースにあるため、人が好きで、発信することが好きな人に向いています。また、広告の知識だけでなく、若い世代のコミュニケーショントレンドなどにもアンテナを立ててインプットし続ける努力が必要です。

クリエイティブな仕事の中でも市場価値が高まっているコピーライターは、中途入社や転職で目指す人も増えています。未経験者は相応の努力が必要ですが、マーケティングやWeb広告制作の実績がある人ならチャンスはあります。

まずはクリエイティブ業界に強い転職サービスを活用してみてはどうでしょうか?

「コピーライターになる」という夢をつかみたい人は、クリーク・アンド・リバー社の転職支援サービスをご利用ください。業界に精通したエージェントが、1人ひとりの転職希望をしっかりヒアリングし、適切なアドバイスを行います。無料相談からお気軽にお申し込みください。