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広告業界のクリエイティブディレクターとは?仕事と年収を知る

広告業界のクリエイティブディレクターとは?仕事と年収を知る

2017/09/21 お仕事コラム

広告業界に興味がある、広告業界へ転職したい。そんな方はクリエイティブディレクターという職業を聞いたことがあると思います。
しかし、仕事の内容について詳しく知っている人はあまり多くはありません。
広告業界で活躍するクリエイティブディレクターとは一体、どのような職業なのでしょうか?そして、クリエイティブディレクターになるにはどうすればよいのでしょうか?

これを読めば、クリエイティブディレクターの仕事内容、年収、身につけるべき知識・スキルがわかります。クリエイティブディレクターを目指している人は、ぜひご一読ください。

広告業界のクリエイティブディレクターとは

クリエイティブディレクターとは、企業などの依頼者の意向に沿って、商品などの広告・宣伝の企画を考える役割です。そして、その企画した広告を実際に実現するための制作にも関わっていきます。

仕事内容

企画の立ち上げ時に依頼者から希望を聞いて具体的な案を出すことから始まります。
企画を固め、スタッフの選定から実際に広告が完成するまでのすべての制作過程で指揮を執るため、制作に関わる総合的な責任者といえます。場合によってはイベントなどの宣伝活動にも関わることになります。

年収

DODAがまとめた年収データ
平均年収ランキング2016(86職種の平均年収/生涯賃金) |転職ならDODA(デューダ)(https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/)

DODAがまとめたデータによると、クリエイティブディレクターの平均年収は482万円です。
クリエイティブ業界全体の平均年収が391万円なので、クリエイティブディレクターの年収は高いと言えます。
広告やプロモーション作成に関わる総責任者であるため、仕事量も多く責任が重くのしかかる仕事です。そのため年収もその分高くなる傾向にあります。

また、クリエイティブディレクターの収入は、経験や能力でかなりの違いがあります。大手広告代理店で名前の知られているようなクリエイティブディレクターの場合、年収が1000万円を超えることもあります。話題になる広告を制作することで名前が知られていき、スポンサーからも指名が多く入ってくるようなクリエイティブディレクターになると、収入は大きく変わってきます。

アートディレクターとの違い

それほど大きくない広告代理店では、クリエイティブディレクターとアートディレクターを兼任する場合もあります。しかし、大手の広告代理店などではこの2つのポジションがあります。クリエイティブディレクターとアートディレクターでは、担っている責任や能力に違いが出てきます。クリエイティブディレクターは案件を受注する段階から、実際に形にしてプロモーションするまでのすべての工程に関わります。
アートディレクターは案件に対するデザインやビジュアルの指揮を執るのが仕事です。実際に制作を行うのはデザイナーですが、それを統括するのがアートディレクターの役割です。

やりがい・魅力

広告の企画から完成まですべての過程に関わることができるというのは、大きなやりがいの一つです。多くのスタッフと共に一つのものを作り上げる仕事は、完成した時には大きなやりがいを感じるはずです。特に、広告業界のクリエイティブディレクターの場合、その制作物はたくさんの人の目に触れることになります。公共の場所などで自分の関わった広告などを見るときには、大きな達成感を感じることができるでしょう。

広告業界のクリエイティブディレクターになるには

クリエイティブディレクターになるには、実務経験を積みながら、広告制作に関する全体的な視点やスキル、知識を身に着けていくことはが重要です。

向いてる人

依頼者の希望を十分に反映した広告を作るためにも、また、様々な過程に関わるスタッフと仕事をスムーズに進めるためにもコミュニケーションは重要です。

ですので人とコミュニケーションをとることが好きな人はこの仕事に向いていると言えるでしょう。さらに、様々な分野のプロたちの仕事をまとめる調整能力やスケジュール管理も必要になります。
スタッフの総責任者のため、皆がついていこうと思えるようなリーダーシップを持った人は、仕事をスムーズに進めることができるでしょう。また、注目される広告を作るには、人と違ったアイデアや表現方法を見出すことが必要になります。そのためには、独特なセンスや視点、常に新しいことへの好奇心を持っていることは強みになります。

必要なスキル・知識

クリエイティブディレクターは、なろうと思っていきなりなれることは少ない職種です。
まずはデザイナーやコピーライターなどの広告に関わる仕事を経験して、十分なスキルと知識、実績を身に着けることでクリエイティブディレクターへとステップアップしていきます。

効果的で高い評価を受ける広告制作には、常に最新情報を見逃さずさまざまなジャンルの知識を得ることが大切です。
スタッフのやる気を引き出すような、人をまとめる力も必要になります。依頼者が抱える問題や要望を解決するために形にすることが仕事ですから、高いコミュニケーション能力は欠かせないものだと言えるでしょう。

必要な資格orおすすめの資格

クリエイティブディレクターになるために何か特別な資格があるわけではありません。しかし、クリエイティブディレクターになるためには、広告に関わる専門分野での経験が非常に重要になります。
デザイナーやコピーライターからクリエイティブディレクターへステップアップするためには、その分野に関わる資格を持っておくことで有利になり得ます。
デザイナーであればIllustratorやPhotoshopの習得が必要です。
これらのソフトには「クリエイター能力認定試験」というものがあり、難易度別にランクが分かれているので、どの程度これらのソフトを扱えるかを示す手段となります。

資格を持っていればクリエイティブディレクターになれるわけではありませんが、資格を取得するために学んだことは実務でも役立ちます。
また、資格のレベルによりどの程度の知識量を持った人なのかを客観的に判断してもらう材料にもなり得ます。

Photoshop®クリエイター能力認定試験

Photoshop®クリエイター能力認定試験
参考:http://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/

サーティファイが実施している資格試験です。
難易度によってスタンダードエキスパートのニつがあり、スタンダードでは「指示通りの作業を正確かつ合理的に行う」こと、エキスパートでは「クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる」ことが要求されます。

学習時間の目安は、おおむねスタンダードで20時間、エキスパートで18時間となっています。

スタンダード エキスパート
受験資格 なし
受験料 7,400円(税込) 8,400円(税込)
出題形式 実技・実践試験 知識・実技・実践試験
合格基準 知識・実技問題65%以上かつ実践問題70%以上
合格率 70.3%(平成27年度)
難易度 ★★☆☆☆ ★★★☆☆

(2017年1月現在)

Illustrator®クリエイター能力認定試験

Illustrator®クリエイター能力認定試験
参考:http://www.sikaku.gr.jp/ns/il/

こちらもサーティファイが実施している資格試験です。
求められるスキルは、Photoshop®クリエイター能力認定試験と同じく、スタンダードでは「指示通りの作業を正確かつ合理的に行う」こと、エキスパートでは「クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる」ことです。
学習時間の目安は、おおむねスタンダードで18時間、エキスパートで19時間となっています。
IllustratorはPhotoshopと同様に、制作現場で頻繁に使われるデザインソフトですので、こちらもおすすめの資格です。

スタンダード エキスパート
受験資格 なし
受験料 7,400円(税込) 8,400円(税込)
出題形式 実技・実践試験 知識・実技・実践試験
合格基準 知識・実技問題65%以上かつ実践問題70%以上
合格率 68.4%(平成27年度)
難易度 ★★☆☆☆ ★★★☆☆

(2017年1月現在)

クリエイティブディレクターになるためのキャリアステップ

先述の通り、いきなりクリエイティブディレクターとしてスタートすることはほとんどありません。デザイナーやコピーライターなど、広告制作全般に関わる経験を積んでからクリエイティブディレクターへステップアップします。まずは広告制作に関わる仕事を経験することが必要です。

まとめ

クリエイティブディレクターは、広告制作において企画時から深く関わり、多くのスタッフと共に一つの広告を作り上げる指揮を執る仕事です。そのためには、広告制作に関わるデザイナーやコピーライターなどとして、まず十分な経験を積むことが必要になります。ですから、まずは広告に関わる仕事の中で何が自分に向いているか、どんな仕事に特に興味があるかを考えてみてください。
さまざまな分野に関する知識や表現方法を知っていることは大きな強みになるでしょう。

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