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イラストレーターになるには?仕事内容と年収を知る

2017/11/27 お仕事コラム

イラストレーターになるには、どのようなステップを踏めばよいのでしょうか。
この記事では、イラストレーターの仕事内容、必要なスキルや年収など、イラストレーターになるために、転職するために押さえておくべき情報を紹介しています。
イラストレーターについて理解を深めることができます。ぜひ一読ください。

1.イラストレーターとは

イラストレーターとは、依頼を受けたさまざまな媒体にその趣旨に合ったイラストを描く人です。イラストレーターとして働いていくには、技術だけでなく、依頼者の希望に沿いつつ、自分ならではの絵を描くことが求められます。

1-1.仕事内容

イラストレーターの仕事とは、その名の通りイラストを作成することです。
イラストの対象はさまざまで、ゲームなどのキャラクターや本の挿絵、広告関連のポスターやチラシ、雑誌などたくさんの分野でのイラストがあります。イラストレーターは基本的に依頼者の依頼を受けて、その趣旨に合ったものをデザインし、描いていくことになります。今はパソコンを使ってイラスト作成用ソフトなどで描くのが一般的となっています。

1-2.年収

転職サイトDODAがまとめたデータによると、イラストレーターの平均年収(2016年)は334万円です。
クリエイティブ系職種全体の平均年収が391万円なので、イラストレーターの年収は比較的低めと言えるかもしれません。

平均年収ランキング2016(86職種の平均年収/生涯賃金) |転職ならDODA(デューダ)

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参考:https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/

一方フリーで活動している場合には、実力次第で収入が大きく変わってきます。一般の人でも絵を見て名前が分かるようなイラストレーターの場合、収入も高額になります。しかし、そのようなイラストレーターはごく一握りなので、フリーで仕事をする場合は、それだけでは生活できないという場合も少なくないのは事実です。
高額な年収は魅力ですが、安定した収入を求めるのであれば、企業に所属するイラストレーターとして働くことをおすすめします。

1-3.やりがい・魅力

一つの大きな魅力は、自分の好きなこと、得意なことを仕事にできるという点でしょう。これは、金銭面や仕事面で辛いことがあっても続ける力になります。また、自分の仕事が多くの人の目に触れることになるというのも、大きな魅力の一つではないでしょうか。

自分の手がけたイラストが公共の場に貼られていたり、本屋さんに並んでいるのを見ることは、大きなやりがいを感じる瞬間です。多くの人に見てもらうことによって、自分の絵を通したメッセージや世界観を知ってもらうこともできます。フリーランスの場合は、働き方にとらわれず柔軟に仕事を続けていけることも魅力です。

2.イラストレーターになるには


イラストレーターになるために決まった方法はありません。
ですが、美術系の大学や専門学校に通うことで基礎的な知識を身につけることができます。実習や課題を繰り返すことで技術を身につける近道にもなるでしょう。
学校によっては企業の採用情報の共有や就職の斡旋も行ってくれるため、仕事を見つけやすいというメリットもあります。

2-1.向いてる人

イラストレーターになるためには、絵を描くことが好きだというのが大前提になります。そして、イラストレーターとして認められるには個性が求められます。自分ならではの絵のスタイルを持つことが、他のイラストレーターと差別化するために重要になります。

また、追い詰められて力を発揮できるタイプはイラストレーターに向いています。依頼者の希望に制限期間の中で納得してもらえるものを生み出すには、プレッシャーを受けた時に普段以上の力を発揮できるような、精神的にタフなタイプが向いていると言えます。

2-2.選ぶべき進路

先述の通り、イラストレーターになるために決まった方法はありません。しかし、多くのイラストレーターは、デザインや絵の基礎的な勉強をきちんとしてきています。美術系の大学や、専門学校で技術的な勉強をして、実際に絵を描いて実践を繰り返します。

学校を卒業した後は、ゲーム会社や広告制作会社、広告代理店、デザイン事務所などに就職するのが一般的です。そこで経験や実績を積みながら、多くの人や企業の担当者に自分のイラストを見てもらうことで、イラストレーターとしての力をつけていきます。

2-3.学べる学校

イラストレーターになるのには特別な学歴が必要なわけではありません。しかし、デザインなどに関する基礎的な知識や、芸術やデザインに関する知識を持っておくことはイラストレーターになるために決して無駄にはならないでしょう。そのような知識が学べる学校としてまず挙げられるのが美術大学や大学の美術科や美術コースです。単に実践的な知識だけでなく、デザインなどに関する歴史や、他の教養的な知識も身に着けることができるのが魅力です。

東京造形大学

東京造形大学造形学部グラフィックデザイン

特徴 基礎から応用までを学習しながら、グラフィックデザインが社会に対し重要な役割を果たす手段の一つとしての、視覚に訴える伝達表現=「ビジュアルコミュニケーション」の思考と技法を習得していきます。
卒業後の進路 アートディレクター、グラフィックデザイナー、クリエイティブディレクター、イラストレーター、キャラクターデザイナー、エディトリアルデザイナー、ウェブデザイナー、ゲームデザイナー、パッケージデザイナー、装幀家、編集者、プロデューサー、プロジェクトマネージャー ほか
公式サイト http://www.zokei.ac.jp/academics/undergrad/gd/

※特徴、卒業後の進路は公式サイトより引用


武蔵野美術大学

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科

特徴 視覚伝達デザイン学科では、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を駆使し、多様なメディアへと展開することのできる力を身につけます。さまざまなかたちでメッセージを伝え合うことのできるコミュニケーターを育む。それが視覚伝達デザイン学科です。
卒業後の進路 メーカー、広告代理店、マスコミ、デザイン事務所、印刷、映像やゲームなど、学科の特性を生かし、幅広い領域で活躍する多くの卒業生がいます。近年ではアニメやインターネットの領域への就職も目立ちます。また企業の総合職に就いたり、大学院進学や留学など、多様な進路が展開されています。
公式サイト http://www.musabi.ac.jp/course/undergraduate/vcd/

※特徴、卒業後の進路は公式サイトより引用

一方、よりイラストレーターという仕事に特化した知識に強いのがデザイン系専門学校です。また、通信講座やスクールなどで、基礎的な知識を比較的短期間で教えてくれるものもあります。

東京デザイナー学院

東京デザイナー学院

特徴 人々の意思の疎通を助ける手段として活用されてきたイラストレーションは、今やさまざまな媒体で幅広く展開されています。イラストレーション科では時代に対応できる好奇心をもった表現者を育成します。
目指す職業 イラストレーター、アートディレクター、グラフィックデザイナー、SNSゲームイラストレーター、コミックイラストレーター、挿絵画家、絵本作家、漫画家、広告デザイナー、コンセプトアーティスト、キャラクターデザイナー、CGグラフィッカー
公式サイト http://www.tdg.ac.jp/dept/illustration/

※特徴、目指す職業は公式サイトより引用


東京デザイン専門学校

東京デザイン専門学校

特徴 多くの卒業生をデザイン・イラスト業界の第一線に送り出しているのがこの学科。デッサンとリアルイラストを通じて描写力を徹底して身につけ、描くことの基礎をじっくり固めます
将来の職業 イラストレーター、キャラクターデザイナー、絵本作家、アーティスト、グラフィックデザイナー、広告デザイナーなど
公式サイト http://www.tda.ac.jp/subject/IL/

※特徴、将来の職業は公式サイトより引用

2-4.必要なスキル・知識

依頼者と話をする上でも、デザインに関する基本的知識は身に着けておきたいところです。依頼内容をスムーズに理解したり、イラストを提案する上でも信頼されやすくなります。また、依頼者の望むイラストを描くためにはコミュニケーション能力や読解力、理解力が必要です。

近年では、イラストの仕事のほとんどがデジタルでの入稿を求められます。ゲームに使用するキャラクターイラスト、Webサイトに掲載するビジュアルなど、紙に書いて紙のまま提出することはまずありません。
そのため定番のデザインソフトであるIllustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)などを使用できることは必須条件といえます。

2-5.必要な資格orおすすめの資格

イラストレーターになるためには、この資格がなければいけないというものはありません。しかし、イラストレーターとして就職するうえで、助けになり得る資格はいくつかあります。必要なスキル・知識でも述べたように、イラストレーターとして働くには、最近では必ずと言ってよいほど、IllustratorやPhotoshopの習得が必要です。
これらのソフトには「クリエイター能力認定試験」というものがあり、難易度別にランクが分かれているので、どの程度これらのソフトを扱えるかを示す手段となります。また、他にも色彩検定やカラーコーディネート検定、CGクリエイター検定という資格もあります。
資格を持っているだけでイラストレーターになれるわけではありませんが、資格を取るために体系的に学ぶことで幅広い知識を身につけられるメリットがあります。

2-6.イラストレーターが仕事で使うソフト

イラストはデータで受け渡しがなされます。ですから、イラストのデザインもIllustratorやPhotoshopのようなデザインソフトで行うのが一般的です。これらのソフトは学生のうちは学割などで購入することもできるのですが、かなり高額のソフトです。ですから、これらに似たフリーソフトを使って始めるイラストレーターもいます。

3.まとめ

イラストレーターは一見、好きなことを仕事にしていて楽しそうに思えますが、実力次第で収入にかなりの差があるもの事実です。また、依頼者に満足してもらえるイラストを仕上げるには、タイトなスケジュールの中で何度も書き直さなければならないことも少なくありません。ですから本当に絵を描くのが大好きであること、あるいは、絵が一つの自分の表現手段になっているような人に向いている仕事です。

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