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アプリケーションエンジニアとは?

アプリケーションエンジニアとは?仕事内容・年収、資格、必要な言語やスキル

2017/05/18 Webアプリ

IT業界にいる方やプログラミングを学んでいる方であれば、アプリケーションエンジニアという言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。

アプリケーションエンジニアはどのような仕事をしているのでしょうか?その労働環境、年収なども気になるかと思います。
また、アプリケーションエンジニアになるにはどうすればよいのでしょうか?

この記事では、アプリケーションエンジニアの役割、労働環境、必要なプログラミング言語やスキルなどを紹介していきます。

記事を読めば、アプリケーションエンジニアという職業を深く知ることができるでしょう。アプリケーションエンジニアへの転職を考えている人、IT業界を目指している人は、ぜひご一読ください。

1.アプリケーションエンジニアとは?

1.アプリケーションエンジニアとは?
ITシステムに含まれるアプリケーションを作るエンジニアのことです。ITソフトや企業の業務をシステム化・効率化します。
一口にアプリケーションといっても、Web上で利用できるWebアプリケーション、スマホにインストールするアプリケーションなど、いくつかの種類があります。
アプリケーションの種類を以下に挙げていきます。

1-1.業務系アプリ開発

クライアントが抱えている経営課題を解決するためのアプリケーションを設計・開発します。ITソフトのパッケージ製品や企業内の業務システムなどの設計、プログラミング、動作テストなどを行います。
銀行ATMなどの社会的なインフラに関わることもあります。

1-2.Webアプリ開発

ブラウザで利用できるWebアプリを開発します。
アプリケーションはPCやスマホにインストールするだけではなく、Web上で利用することも可能です。
身近なところでは、TwitterやFacebookなどのSNS、Gmail・Yahoo!メールはインストールせずにブラウザで利用できます。これがWebアプリです。
実際には、ポータルサイトやショッピングサイトなどを手掛けることが多いです。

1-3.スマホアプリ開発

スマホ用のアプリケーションを開発します。
今やスマホ上では、ブラウザよりもアプリの閲覧時間のほうが長く、多くの人がスマホアプリを利用しています。Web業界以上に盛り上がっている分野といえます。
今後さらに需要が高まる職種と考えられます。

2.アプリケーションエンジニアの仕事内容

情報システム開発プロジェクトにおいて、システム設計からプログラムの開発、開発したシステムの動作テストといった一連の作業を担当します。
開発したアプリケーションの運用・保守も、アプリケーションエンジニアの仕事です。
ソフトウェアやハードウェア、ネットワーク、データベースなど、システム開発に関わる幅広い知識が必要です。
役職によっては、クライアントと直接やりとりする場合もあります。技術力や知識に加え、クライアントの要望を引き出すコミュニケーション能力が求められるのです。

3.アプリケーションエンジニアの労働環境

3.アプリケーションエンジニアの労働環境
アプリケーションエンジニアへの転職を考えている人がまず気になるのは、その労働環境だと思います。
ここでは、同職種の平均年収・男女比・年齢・残業時間について説明します。

ITスキル研究フォーラム(iSRF)が2016年10月に発表した「IT技術者向けスキル診断2016年度調査レポート」によると、アプリケーションエンジニア(調査レポートでは「アプリケーションスペシャリスト」)の平均年収は451万円です。
参考資料:https://www.isrf.jp/home/event/chousa/docs/2016skillreport_it.pdf

同調査によれば、男女比は男性が約82%女性が約18%と、男性が多く従事しています。
転職サイト「DODA」によると、男性が84%女性が16%で、どちらの調査も男女比はおよそ8:2の割合です。

同転職サイトのデータによれば、アプリケーションエンジニアに転職した人の平均年齢は31.4歳で、「25~29歳」と「30~34歳」が過半数を占めています。

アプリケーションエンジニアの平均残業時間は月28.8時間となっています。
全職種での平均残業時間は月28.6時間なので、ほぼ平均的な残業時間といえます。
参考資料:https://doda.jp/guide/zukan/047.html

4.アプリケーションエンジニアになるには

アプリケーションエンジニアになるためには、プログラミングやデータベース、ネットワークなどの幅広い知識が要求されます。また、コンピュータに関して深く理解していることも重要です。
そのため、この仕事に就くことは容易とはいえません。しかし、経験のない方をアプリケーションエンジニアとして採用している企業もあり、アプリ開発に興味があるのなら、未経験でもチャンスはあります。

また、システムエンジニアに転職して経験を積んでから、アプリケーションエンジニアになる方法もあります。
この仕事に就くには習得必須のプログラミング言語がいくつかあり、どの言語が必須かは開発するアプリケーションによって異なります。
次の章で紹介しますので、それぞれ必要な言語を勉強してください。

5.アプリケーションエンジニアに必須のスキル・言語

開発に必要な言語は、プロジェクトによって異なります。

業務系アプリ開発ではJavaCC#が多く利用されています。

Webアプリ開発では、バックエンドではJavaCのほか、RubyPHPも多く使われています。フロントエンドの部分はHTMLCSSJavaScriptで開発されています。
また、サーバーやMySQLなどのデータベースの知識も必要です。

スマホアプリ開発では、iPhone用アプリであればSwift、Android用アプリであればJavaKotlinが使われます。
Xamarinという開発環境を利用すればC#Cordovaを利用すればHTML5/CSS3/JavaScriptでそれぞれのスマホアプリを開発することもできます。

どのアプリ開発でもプログラミング言語だけではなく、ネットワークやデータベースなどの知識も求められます。また、開発を効率化するフレームワークを身につける必要もあります。
新しいツールや技術がどんどん生まれる仕事で、要求されるスキルは時代とともに変化します。新しい情報をいち早く仕入れて導入することが大切です。
常にアンテナを高くして情報を集め、向上心を持ってスキルを磨くことがアプリケーションエンジニアには求められます。

6.アプリケーションエンジニアに資格は必要?

アプリケーションエンジニアになるために、資格は必須ではありません。
しかし、資格を取得すれば技術の証明になりますし、資格の勉強を通してスキルアップを目指すこともできます。
この章では、アプリケーションエンジニアに関する資格を紹介します。

6-1.システムアーキテクト試験

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。
コンピュータに関する基本的な知識、システム要件定義・システム設計をはじめとするシステム開発の各工程に関する知識、システム開発を行う際に必要な技術的知識、マネジメントに関する知識など、幅広い分野の知識が問われます。
難易度は非常に高く、合格率は例年10%台(平成28年度 13.9%)と取得は容易ではありませんが、合格すれば知識の証明になります。
参考資料:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sa.html

6-2.Android™技術者認定試験

一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会が実施するAndroid技術者としてのスキルを認定する資格です。
「アプリケーション技術者認定試験」と「プラットフォーム技術者認定試験」の2種類の試験、そして「ベーシック」と「プロフェッショナル」の2つのレベルが用意されています。
この試験は日本だけではなく世界160ヵ国で配信されており、世界で通用する資格です。

7.アプリケーションエンジニアに類似・関連する職種

7-1.システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)はアプリケーションエンジニアよりも広い範囲を指します。
クライアントのヒアリングを行い、システムを設計するのが主な仕事で、基本的にコーディングはしません。
コーディングを行うこともあるアプリケーションエンジニアとは、その点で異なります。

7-2.フィールドアプリケーションエンジニア(FAE)

フィールドアプリケーションエンジニア(FAE)は、アプリケーションの専門的な知識を活かし、営業をサポートします。
クライアントと直接やりとりするため、技術的な知識に加えコミュニケーション能力も必要です。
希少性が高い、すなわち市場価値が高い職業で、高額な年収が期待できます。主に半導体・電子部品メーカーの技術営業職を指します。

8.アプリケーションエンジニアの転職環境

IT業界は慢性的な人手不足で、アプリケーションエンジニアも不足しているのが現状です。
厚生労働省が発表している統計によると、「情報処理・通信技術者」の有効求人倍率は2.55倍と、平均の1.43倍と比べて非常に高くなっています。
参考資料:
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11602000-Shokugyouanteikyoku-Koyouseisakuka/G38_59.pdf
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000152925.html

そのため、技術力があれば年収アップも可能です。現在の職場の待遇に不満があるのなら、転職を考えてもいいかもしれません。
未経験者でも努力次第で転職できる可能性はあります。経験者だけでは人員が確保できず、未経験からの転職を受け入れている企業も少なくないからです。

9.アプリケーションエンジニアのキャリアパス

アプリケーションエンジニアとしてキャリアを積んだ後、想定されるいくつかのキャリアパスがあります。

9-1.PM(プロジェクトマネージャー)

PMはプロジェクト全体を管理・指揮します。
具体的には、開発計画の立案や開発中の進捗(しんちょく)管理、開発後の評価・レビューなどです。クライアントと予算や納期などを打ち合わせ、SEとプログラマーなどのチームを監督します。
ITエンジニアとしての経験・スキルだけでなく、コミュニケーション能力や経営者目線でのマネジメント能力が求められます。

9-2.ITコンサルタント

業務を効率化したり、システムの課題を解決したりする方法を提案するのがITコンサルタントの仕事です。
企業経営を支援するITシステムを企画・立案します。
ITの知識だけではなく、課題を解決するための分析力、コンサルタントとしての経営の知識、プロジェクトをまとめるマネジメント能力が必須の職種です。

9-3.経営者として独立

企業に雇用される立場にとどまるのではなく、新しいプロダクトを開発するなどして会社を立ち上げることも可能です。
IT業界では、技術者が起業する例が少なくありません。IT系ベンチャー企業のほとんどが、何かしらのアプリ開発に関わっているといっても過言ではないのです。
そういう意味では、とても夢のある職業だと思います。

上記のように転身するのではなく、アプリケーション開発のスペシャリストとして技術を磨き続ける道もあります。

10.アプリケーションエンジニアのやりがい

決して楽な仕事ではありませんが、アプリケーションが完成したときには何物にも代えがたい喜びがあります。
アプリケーションを実際に運用して業務が改善されたり、リリースしたアプリケーションが人気になったりすれば、その喜びはさらに大きくなります。
プロジェクトはチーム単位で組まれるので、メンバー全員が喜びを共有できるでしょう。
また、スキルが評価と直結する職業であり、努力次第で年収や地位が向上するのも魅力です。

11.まとめ

アプリケーションエンジニアには業務系アプリ開発、Webアプリ開発、スマホアプリ開発などの職種があります。この記事で紹介したそれぞれの違いを踏まえ、希望する分野のスキルを磨いていきましょう。

アプリケーションエンジニアとして働くイメージが湧いた人は、記事の内容を参考にキャリアプランを練ってみるのもよいと思います。
幅広い専門知識が必要な職種ですが、多くの企業が人材を求めています。高いスキルを身につければ、高い年収を得ることができるのです。

IT投資は盛んなため、長期的なニーズも見込めます。スキルさえあれば安定して働くことも可能です。

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