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ITシステムエンジニア(SE)の給料は?年収1,000万円を目指す方法とは

賃金構造基本統計調査から算出し、システムエンジニアの年収が判明しました!
過去5年間の統計データをもとに、この記事では大きく3つのテーマについてご紹介します。

・システムエンジニアの平均年収
・調査データを基にした、年齢・男女・企業規模・業種による年収の差
・年収1,000万円を目指す方法

システムエンジニアに求められるスキルや、年収を上げるために身に付けておきたい知識も紹介しています。ぜひ参考にしてください。

1.システムエンジニア(SE)の平均年収過去5年間の推移

システムエンジニアの平均年収のグラフ
システムエンジニア(SE)と全職種の平均年収

厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査(令和3年)をもとに、システムエンジニア(以下:SE)の年収を算出しました。
※きまって支給する現金給与額×12ヵ月+年間ボーナス支給額

統計データによると、SEの平均年収は695.1万円となっています。
全体の平均年収が491.7万円なので、SEの年収は比較的高い水準にあります。

過去5年間の推移を見ても、500万円を超える高い水準をキープしていることが分かります。

2.【年齢・企業規模別】もっと知りたい!システムエンジニア(SE)の年収

先ほどのグラフでは、SEと全職種の平均年収を比較しました。
ここからは、年齢や企業規模ごとのSEの年収を比較します。

※グラフの数値は、すべて令和3年発表の賃金構造基本統計調査をもとに算出しています。

2-1.年齢ごとのシステムエンジニア(SE)平均年収

年齢ごとのシステムエンジニアの平均年収年収推移

20代前半(20~24歳)の平均年収は343.4万円で、400万円には届きません。若いうちはSEとしての経験も実績も少ないため、年収が低いのもやむを得ないでしょう。

20代後半になると468.6万円とやや増えますが、ここで年収をグッと引き上げるためには、スキルを習得して自分の付加価値を高めることが求められます。

個人のスキルや所属する会社の関係もあるため年収の差はケースバイケースですが、30代前半で596.9万円と年収600万円代間近となり、以降は50代前半まで段階的に年収額が上がっていきます。

50代に入ると866.3万円と、年収のピークをむかえます。

2-2.企業規模ごとのシステムエンジニア(SE)平均年収

企業規模別・システムエンジニアの平均年収

企業規模別で見ると、10~99人規模の企業におけるSEの平均年収は674.1万円、100~999人規模では.640.0万円、1,000人以上の規模では791.9万円となっています。企業規模100人以下の中小・ベンチャー企業におけるSEの平均年収が企業規模100~999人よりも高いことから、企業規模によらずスキル次第で高年収を目指せる領域であることが分かります。

3.システムエンジニア(SE)の年収が高い理由

前章でも書いた通り、SEの年収は平均よりも高額です。これにはいくつかの要因があります。

第一に、IT業界全体が人手不足だからです。
ITが多くの業種に広がるスピードに、IT人材の数が追いついていない状況にあります。
高い給与を支払ってでも確保しておきたいと考える企業は少なくないでしょう。

SEは専門スキルを必要とするため、簡単に参入できる分野ではありません。参入障壁が比較的高い分、給与も高くなります。

残業が多いことも、年収を押し上げる原因になっています。納期が近づくと残業が増える傾向にあり、残業代が上乗せされる分年収が高くなるのです。

4.システムエンジニア(SE)に求められるスキル・知識

SEになるために求められるスキルや知識はさまざまですが、最低限必要と考えられるものが主に3つあります。
それは、コミュニケーション能力・論理的思考能力・システムに関する幅広い知識です。
1つずつ説明していきます

4-1.コミュニケーション能力

SEはクライアントやプロジェクトメンバーとやりとりすることが多いため、コミュニケーション能力が重要なスキルになります。

要件定義や仕様をプログラマーに伝えるのもSEの仕事です。この段階で行き違いが生じないよう綿密な意思疎通が求められます。
また、クライアントの要望を聞き取り、クライアントが抱える問題の解決策を分かりやすく説明する必要もあるのです。

4-2.論理的思考能力

SEの業務である、要件定義・要件分析、システムの設計には論理的思考能力が必須です。
そして、クライアントが抱える問題に対して、論理的に解決案・改善案を提示する必要があります。問題解決までの道筋を合理的に説明できなくては、クライアントを納得させることができません。

4-3.システムに関する幅広い知識

システム設計・開発の知識だけではなく、SEはプログラマーに指示を出して管理するため、ある程度プログラミング言語について知っておかなくてはいけません。
ハードウェア・ソフトウェア、データベースなど、プログラミング以外の知識も必要です。
また、IT業界はトレンドの移り変わりが極めて速く、常に新しい情報をインプットすることも大切です。

5.年収1,000万円を超えるための方法

SEの年収1,000万円を超えるための方法
SEの年収は比較的高いとはいえ、年収1,000万円を超えるのは容易ではありません。ここでは、年収1,000万円を超えるにはどのような知識・スキルを身に付け、どのようなキャリアを積めばよいのかを説明します。

5-1.プログラミング言語を習得する

プログラミングはプログラマーの仕事であり、本来はSEの業務ではありません。しかし、プログラミングができるSEであればプログラマーからの信頼も厚くなります。
高いプログラミングスキルを持つSEは希少であり、市場価値も高くなります。

5-2.経営の知識を身に付ける

経営者の視点で仕事ができる人材はまれであり、経営者にとってありがたい存在です。
そのような人材になるためにも、技術的な知識だけではなく、経営戦略やマーケティング、会計などの知識を身に付けておきましょう。
フリーランスとして独立したときにも、経営の知識は大いに役立つはずです。

5-3.転職する

IT業界において、転職は年収アップにつながりやすいといえます。前述した通り、IT業界は人手不足のため、ある程度高い給与を払わないと優秀な人材を確保できません。
したがって、優秀な人材であれば大幅な待遇アップも可能となっています。

金融・保険系や外資系SIerは給与が高いので、それらを目指すのもよいでしょう。

5-4.フリーランスになる

ある程度企業で実力・経験を積んだら、フリーランスを視野に入れてみましょう。
フリーランスでの案件には、月100万円を超えるものも少なくありません。
自ら仕事を取る必要はありますが、フリーランス向けの仕事紹介サービスなどもあります。

5-5.コネを作る

仲介業者を通すよりも、直接仕事を請け負った方が単価は高くなります。直接受注を獲得するためにも、幅広い人脈を作っておきましょう。

フリーランスになる場合も、人脈の広さが成功の鍵となります。知識や経験だけで仕事を取ることは困難です。できるだけ多くの人と、仕事を紹介してもらえる関係を築くことを心掛けましょう。

5-6.一人で何らかのシステムを構築・運用する経験を得る

上流から下流までのシステム構築・運用の経験を持つSEは多くありません。
一人でシステム開発一連の業務を経験すれば、ネットワークやデータベース、プログラミングなど幅広い知識を身につけることができるのです。

このような経験豊富な人材を求めている企業も多く、転職時に高く評価されます。フリーランスになった場合も、幅広い案件を受けやすくなります。

5-7.顧客と従事者満足度を上げる対人関係構築力を磨く

ビジネスシーンにおけるコミュニケーション能力も重要ですが、ビジネスの壁を越えた対人関係構築力があると信頼がさらに厚くなります。
平たくいえば、相手と親しい仲になれるくらいのコミュニケーション能力です。親密な関係を築けば、クライアントは仕事を依頼しやくなります。
職場においても、より良い人間関係を構築すれば働きやすい環境になり、従事者満足度の向上につながります。

クリーク・アンド・リバー社ではSEの転職を支援しています。「もっと条件の良い会社に転職したい」「スキルに見合った企業に転職したい」などのご希望がありましたら、ぜひご相談ください。

【無料】転職支援サービス

6.システムエンジニア(SE)におすすめの資格

SEの仕事に資格は必須ではありませんが、保有しておくと評価が上がる可能性もあります。資格取得には業務だけでは身に付かないような知識も必要となるため、知識の補完に役立ちます。
ここでは、SEにおすすめの資格を紹介します。

6-1.基本情報技術者試験・応用情報技術者試験(国家資格)

基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
IPA(情報処理推進機構)が開催しており、「情報処理技術者試験」の一区分です。
IT系の資格の中でも、多くのエンジニアが取得しています。
基本情報技術者試験では、高度なIT人材となるために必要な基本的知識・技能が問われます。

応用情報技術者試験は、応用的な知識・技能が問われる資格試験です。
これらの資格を取得しておけば、技術から管理、経営まで幅広い知識と応用力を身に付けることにつながり、システム開発、IT基盤構築などの局面で高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。

受験資格 制限なし
問題形式 多肢選択式(四肢択一)、記述式
受験料 5,700円(税込)

?公式サイトはこちら

6-2.ITコーディネータ

ITコーディネータ
ITコーディネータ協会が主催する資格制度です。
ITと企業経営の知識を兼ね備え、IT戦略における意思決定を支援するのがITコーディネータです。

受験資格 制限なし
問題形式 多肢選択式
受験料 19,440円(税込)

?公式サイトはこちら

6-3.オラクルマスター(Bronze~Platinum)

オラクルマスター(Bronze~Platinum)オラクルマスター(ORACLE MASTER)とは、オラクル社の実施している資格試験の総称です。
この資格試験では、オラクル社製品についての知識が問われます。一般に「オラクルマスター」と言うと、「ORACLE MASTER Database」のことを指します。

オラクルマスターには、データベースの管理・運用・保守やSQLの知識が必要で、難易度は「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4つがあります。
受験資格などは難易度によって異なるので、詳しくは公式サイトをご覧ください。

6-4.マイクロソフト認定プロフェッショナル (MCP)

マイクロソフト認定プロフェッショナル (MCP)
マイクロソフト社が実施する、マイクロソフト製品に対する知識と技能をレベル別に認定する試験です。
IT プロフェッショナルとデベロッパーの技術的な専門知識が検証されます。マイクロソフトの製品、テクノロジー、ソリューションについて幅広く取り扱います。

ランクは、主に「MTA」「MCSA」「MCSE」があります。
試験によって詳細は異なるので、公式サイトをご覧ください。

6-5.シスコ技術者認定

シスコ技術者認定
シスコ技術者認定プログラムは、ネットワーク機器大手シスコシステムズ社が展開している資格試験で、ネットワークに関する知識が問われます。
レベルは5つに分かれていて、試験の詳細はランクによって異なります。詳しくは公式サイトをご覧ください。

特に最高位のアーキテクト(Cisco Certified Architect)は、グローバル組織における複雑化するネットワークをサポートする能力や、ビジネス戦略をより効果的かつ革新的なテクノロジー戦略につなげる能力を認定します。
この資格を保有していれば、世界的に認められるハイレベルな技術の証明となります。

※各資格に関する情報は2019年1月時点の情報となります。

システムエンジニアの資格についてもっと詳しく知りたい方は、実務に役立つ!システムエンジニア(SE)の資格まとめ【難易度別】をご覧ください。

7.まとめ

SEの年収は高水準にあり、今後もこの水準をキープすることが予想されます。
この記事で紹介した知識やスキルを身に付ければ、年収1,000万円を超えるのも夢ではありません。

高収入を目指して、さっそく行動を起こしてみてはいかがでしょうか?
知識を深めるための勉強時間を設けたり、転職活動の準備を始めたり、すぐにできることもあります。
時間に余裕があれば、紹介した資格を受験するのもよいでしょう。各分野の知識を深める手助けになります。

クリーク・アンド・リバー社ではSEの求人を紹介しています。「もっと条件の良い会社に転職したい」「スキルに見合った企業に転職したい」などのご希望がありましたら、ぜひご相談ください。

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