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自分と向き合うセルフブランディング vol.3 – 自分のストーリーの語り方 OH COLUMN

こんにちは!
株式会社 Fablic の UIデザイナー の わりえもん @wariemon)こと 割石 裕太 と申します。
FRIL というアプリのUIデザインに携わっています。

主に web・サービスデザイナーの方に向けての話になりますが、職種関係なくお読みいただける内容かと思います。
ところどころ、わたしの体験談を踏まえてお話していきます!

全6回のうちの3回目は、「自分のストーリーの語り方」をお話しします。

今までの2回は前者の「自分がどうなっていたいか」に関わる部分のお話をしました。
自分が伸ばしたい部分、得意としている部分を見つけ、
自分を最大化できそうな領域、行動を明確にする。

そして今回は、「自分がどう見られたいか」という面を追加して考えてみましょう。

 

自分を語れる・説明できるか

自分自身がどう見られたいかを考える時に、「自分を魅力的に語れるか」という点が非常に
大事だと考えています。

商品を売り込む際に、その商品のことを良く理解していない人からの説明と、
深く理解していて利点をうまく伝えられる人からの説明では、どちらから買いたくなるでしょうか。
答えは後者だと思います。

自分自身の見せ方も同じで、
「どういう特徴があって、どういう行動をしてきて、どういう考えを持っているか」
を理解した上で、自分自身のことを話す人は魅力的に自分を人に伝えられるのではないでしょうか。

今回、自分のストーリーを考えるきっかけを2つの項目にまとめてみました。

 
 
1. 作ったものを語れるか


 
デザイナーの人と初めて会う時に、「どういうものをつくってきた人なのか」って気になること、多々あると思います。
どういう考え方を持っていて、どういうアウトプットになったのか、などデザイナーとしてのスキルと考えの両面を見ることができるからです。

そこで、「どういうものをつくってきたか」を魅力的に語れるようになれば、
より、相手の記憶に残りやすくなるのではないでしょうか。

自分の制作物を振り返ってみて、どういうところに力をいれていて、何を考えてつくったか、を振り返るということは、コンパクトに自分を振り返る練習にもなります。

意識してまとめたい要点としては、

・自分が思い入れを持っている部分
・エピソード
・目的とゴール / ゴールに達成できたか

の3つです。
アウトプットはあるので、ビジュアルで語れる部分ではなくより具体的な箇所だったり、どういう立ち回りをしてきたか、何を目的として制作に関わり何を得たかを振り返ると、この作品が自分にとってどういう存在だったのかが見えてきます。

もしポートフォリオサイトなどを持っている人は、ぜひ取捨選択をしてみるといいかもしれません。
その際には、「その作品について聞かれた時に語れるか」を意識してみましょう。
作品のビジュアルと同じくらい、そこに込められた意味、またそれを伝えるあなたの姿勢は重要です。

今、自分の作品について語ることなどない、と思った方は、これからの作品へと意識を向けてみましょう。
「見た目は良くできたが、そこに思い入れのないもの」より、「とにかくこれなら話すことがある!」という作品を増やすことが、自分のストーリーにおいてもアクセントとなって、深みと変化をもたらすと思います。

 
 
2. 「今まで」と「これから」を語れるか


 
自分自身を説明するタイミングは、1.の作品と同じで、初めてあったひとと話すときに求められるとものだと思います。
また、人と会う/つながるタイミングというのは実際に会うときだけではなく、もちろんWeb上でもあるかもしれません。

公開する・しないにしても、一度自分の今までの紆余曲折含んだ人生を振り返ってみるのは、自分を面白く魅力的に話せるようになるきっかけになるかもしれません。

大きな出来事があったひとはそれをきっかけに一度書き起こしてみるとよいかもしれません。
よくあるのは、退職や転職などの際に書かれる「退職エントリー」です。

ぼくは、自分自身の振り返りと、これからの自分を筋道立てて考えていくために、
Fablic に転職した際に『何者でもなかったぼくがUIデザイナーとして転職するまで』というタイトルで一つの記事にまとめました。

大きな変化があったタイミングには、目的が伴うことが多いのもあり、もし直近そういうチャンスがある方は、自分を振り返るタイミングでもあり、自分を説明する練習と思って書いてみると良いかもしれません。

 
 

自分を知ろう

ここまで何かを作るわけでもなく、考え方に関わる部分を話していたのには理由があります。
作品や制作物に興味を持ってもらっても、そこにストーリーがないと表面的なものになってしまいます。
しかし、作品や自分についてすごく楽しそうに理由をもって説明されるとそれだけで魅力的に見えるのではないでしょうか。
この、外見だけではない中身の部分を意識することが重要なのです。

次回からは、具体的なアクションについて説明させていただきます!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
ぜひ、次回もよろしくお願いいたします!

 
 
▼ 他の記事一覧 ▼
Vol.1 : 自分の価値の見つけ方
Vol.2 : 自分のフィールドの見つけ方
Vol.4 : 覚えられるアイコンのつくり方
Vol.5 : 覚えられるポートフォリオの考え方
Vol.6 : 自分との向き合い方

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割石 裕太

株式会社Fablic : Art Director, UI Designer


成安造形大学卒業。2012年に面白法人カヤックに新卒入社後、Lobi, Filters などのアートディレクション・サービスデザインを担当。2015年9月より、FRILを運営する 株式会社Fablic に転職。ユーザーと接する温度感を意識したUIデザインを心がけています。UIに関する登壇や、記事掲載も行っています。
“「わ!」より「お!」となる表現を。” をコンセプトに、 OH という屋号で ロゴ・ブランディング・UIデザインを中心に幅広く活動中。


FRIL : https://fril.jp
OH : http://wariemon.com
Twitter : @wariemon

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