クリーク・アンド・リバー社と日本工学院八王子専門学校は、2019年1月26日(土)、ゲームクリエイター・Webデザイナー・グラフィックデザイナー・ITエンジニア等の業界で実務経験のある方を対象に、「日本工学院八王子専門学校 教員・講師採用説明会&面接会」を開催します。

日本工学院八王子専門学校は、創立以来71年の歴史と約22万人以上の卒業生ネットワークを持つ、39学科117専門コースを設置する総合専門学校です。
今回は中でも学生数が増えている「ゲームクリエイター科」「グラフィックデザイン科」「Webクリエイター科」「マンガ・アニメーション科」の教員(専任)と非常勤講師増員のための募集を行っています。

これまで制作・開発の最前線で活躍してきた経験を活かして、次は後進を育成する教育分野から、業界のさらなる発展に貢献しませんか。

興味はあっても、これまでの制作・開発職と全く違う学校という業界で教員という仕事にキャリアチェンジするのは、不安になるものです。
そこで、今回の説明会では、

  • 教師という仕事のやりがいや苦労
  • そもそも教員と講師ってどう違うの?
  • どういった契約・条件になるのか

など、教員・講師の仕事にまつわる疑問や不安を現役の教員と教務の方から直接お話しいただきます。

また、当日はご希望の方全員と採用選考の一次面接を実施させていただきます。教員・講師を目指している方には絶好のチャンスです。
教員・講師の業務内容や契約内容をよく理解した上で応募するかどうか決めたいという方にも、良い機会になると思います。ぜひご参加ください!



応募は締め切りました。

現役教員インタビュー

実際にクリエイターからキャリアチェンジして日本工学院の教員となった吉富先生と大圖先生。お二人に、日本工学院で働く魅力や、転職前に不安に思っていたことと、転職後の感想などをお聞きしました。


吉冨 賢介先生ゲームプランナーコース担当

――吉冨さんが先生になる以前のキャリアを教えていただけますか?

大学卒業後、コナミに就職し19年間、プランナー・ディレクター・プロデューサーとしてさまざまなゲームの制作に関わりました。その後、知人から紹介されて2014年の9月から日本工学院の教員として働くようになりました。

――ゲームのクリエイターが日本工学院で先生として働くことの魅力を教えてください。

まずは、給料が安定しているということ。ゲーム業界ではゲームの売り上げで条件が変動することもありますが、そういったことはありません。波がなく、長く働くとしっかり給料も上がっていきます。私も2017年に主任になり、また一つキャリアアップできました。これは70年の歴史をもつ本校ならではの安心感だと思います。結婚して子供がいる先生もとても多いですよ。

それから、八王子校はとにかく自然が豊かで気分がいいです。私は九州の田舎育ちなので、以前都心で働いていた時は通勤だけでストレスを感じていました。今は学校の最寄駅から学校までバスが出ていますが、あえて片道20分かけて徒歩で通っています。道端で20年ぶりくらいに美しいタマムシを見つけることもあったり……毎日の通勤が「ストレス」から「癒し」に変わりました。意外と、この自然の多さが転職を考えるうえで決め手のひとつになりました。

――先生の道を選ぶ際、「ゲーム開発の現場から離れる」という意味で迷いはなかったですか?

たしかに迷いはありました。しかし、実際先生になってみると、学生たちのチーム制作をフォローするために自分のクリエイティビティが試されるシーンはたくさんあるんです。半年で10本くらいの作品を形にするので、ものづくりは絶えずしていて、実際のところ「ゲームの開発から退いた」という感覚はまったくないですね。むしろ、教え子たちに自分の“血”を分けるような気持ちで、もっともフレッシュな発想や技術を提供したいと思っています。

――現在は日本工学院でどのような授業やクラス担当されているのでしょうか?

「ゲームプロジェクト基礎」という1年次の授業を教えています。前期では座学を中心にゲーム制作の流れを基礎から教え、後期ではチームごとに制作してもらうという内容。また、入社して約半年後からは4年制コースの1年次のクラスを担任としてみることになりました。現在は3年次と4年次のクラスを受け持っている他、2?4年のチーム制作の管理と指導もしています。非常勤の先生と連携しながら多数のチームを管理・指導するのはプロデューサーの仕事に近い気がします。

――先生になってよかったと思うことはどんなことですか?

何と言っても学生一人ひとりの成長を感じる瞬間は込み上げるものがありますね。最初は右も左もわからず、ただゲーム業界への憧れだけをもって入学してきた子たちが、2年次、3年次になるにつれてどんどん頼もしくなっていきます。教え子が苦労して制作したゲームが賞をとったりすると、それはもう自分のことのように最高に嬉しいですよ。


大圖 衛玄先生ゲームプログラマーコース担当

――大圖さんが先生になる以前のキャリアを教えていただけますか?

私はもともと日本工学院の学生でした。卒業後はあるゲーム制作会社でゲームプログラマーとして6年ほど働きましたが、激務で体調を壊してしまい……。しばらく療養しようと会社を辞めることを決めたタイミングで、学生時代の担任から「先生にならないか」と誘っていただき、26歳で日本工学院の教員になりました。

――ゲームのクリエイターが日本工学院で先生として働くことの魅力を教えてください。

まずはまとまった休みがしっかりあるということ。夏休みはほぼ1ヶ月あり、冬休みも2週間くらいあります。もともと勉強することが好きなので、長期休暇を有効利用してプログラミングの新しい技術を勉強してCEDEC(日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス)で発表したり、書籍を執筆したり、開発現場にいた時にはできなかった自分の夢が実現できました。

また、日本工学院八王子専門学校は、姉妹校の東京工科大学と併設されているので、大学とのアカデミックな繋がりができるのも魅力ですね。生徒に教えながら教員自身も成長できる環境が整っていると思います。

――先生の道を選ぶ際、「ゲーム開発の現場から離れる」という意味で迷いはなかったですか?

会社を辞めると決めていたタイミングで誘っていただいたこともあり、最初は深く考えず、正直軽い気持ちで教員になったので迷いはなかったですね(笑)。それに、実際卒業生を介して色々な企業とのお付き合いが生まれたり、外部の勉強会に出席する機会もできたりと、ゲーム開発の現場にいる時よりも業界との繋がりは強くなったと感じます。業界から少し離れている分、外から俯瞰する感じでいろいろな人とフラットに付き合うことができて、情報共有も活発ですよ。

――現在は日本工学院でどのような授業やクラス担当されているのでしょうか?

ゲームクリエイター科四年制のクラス担任として、今は1年次をみています。授業は2・3・4年次が学ぶ応用的な内容がほとんど。プログラミング言語の基礎的な知識や、CG、グラフィックのプログラミングなど、プログラマーとして実践的なことを教えています。

――先生になってよかったと思うことはどんなことですか?

まず、ゲーム制作の現場で激務に追われていた私にとって、日本工学院の労働環境はとても快適です。開発現場にいたときよりも働く時間は短くなり、規則正しい生活が送れるようになりました。また、誰かに何かを教えるというのは初めての経験で最初は緊張しましたが、今では学生の成長が自分の喜び。教師生活20年で3000人近くの学生に授業を教え、中にはゲーム業界でリードプログラマーとして活躍している人もたくさんいます。今は交流のある卒業生とたまに会って、現場の話を聞くのが私の楽しみです。


開催概要

日時 2019年1月26日(土) 14:00~(受付開始 13:30)
スケジュール 13:30 開場・受付開始

14:00~15:00 学校説明会

15:00?17:00頃 一次面接(希望者のみ。面接のお時間は希望者数によって変動します。)

場所 株式会社クリーク・アンド・リバー社 本社 5階 ホールD
東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE
地図はこちら
参加対象者 ゲーム業界 プログラマー/プランナー/3D・2D・キャラクターデザイナー
Web業界  Webデザイナー/フロントエンドエンジニア/スマホアプリエンジニア
広告・出版業界 グラフィックデザイナー
ITインフラ ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア
AI・データ分析 AIエンジニア、データサイエンティスト
ミュージック 音楽系コンテンツクリエイター、プロデューサー
当該実務経験がおおむね3年以上ある方。
※専門学校教員の応募資格については、専修学校設置基準 第四十一条をご参照ください。
参加費 無料
持ち物 面接希望の方は、履歴書・職務経歴書・作品集を持参あるいは事前にご提出ください。
服装 軽装でお越しください。
定員 20名(応募者多数の場合、抽選とさせていただく可能性がございます。)
応募締め切り 2019年1月25日(金)18:00



応募は締め切りました。

募集職種

◆ゲームプログラマー
◆ゲームプランナー
◆3DCGデザイナー
◆2Dデザイナー・キャラデザイナー
◆グラフィックデザイナー
◆Webデザイナー/エンジニア
◆ITインフラ
◆AI・データ分析
◆音楽系コンテンツクリエイター


お問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社
日本工学院八王子専門学校説明会 運営担当
TEL:03-4550-6032
Email:education@pr.cri.co.jp