映像・動画コンテンツ制作の要となるディレクターの求人・転職特集です。コンテンツプラットフォームが増えたことにより、映像・動画制作ディレクターの活躍の場が広がっています

映像系の「ディレクター」と言っても、テレビ、インターネットなどの映像・動画メディアの形態に加え、放送局、制作会社、事業会社など、所属する会社によって職種名と役回りに違いがあります。それぞれ求人情報に書かれている仕事内容を読み、自分が探しているポジションなのか確認が必要です。どのような求人が出ているかチェックしましょう!

※なお、映画制作の場合「ディレクター」は監督のことを指します。このページでの紹介は割愛します。

(2021年12月時点のクリエイティブビレッジ掲載情報に基づいてご紹介しております。)

テレビ番組ディレクターの役割

テレビ番組ディレクターは、アシスタントか否かで役割を分けることができます。

ディレクターは番組制作現場の責任者でプロデューサーが決定した番組のロケや編集・制作スタッフの選定と割り振り、制作現場の指揮等を担います。予算、番組ジャンル、番組の作り方に応じてスタッフ体制が組まれますが、どの現場においてもディレクターは絶対必要になります。それゆえに、少人数の制作体制の場合はディレクターが複数の役回りをこなすこともあります。

アシスタントディレクターは、ディレクターの指示を受け業務を行うディレクターを補佐するポジションです。バラエティ番組で時折登場するいわゆるADさんです。業務範囲は多岐に渡ります。

テレビ番組ディレクター求人にて使われる主な職種名

テレビ番組ディレクターの求人動向

テレビ局のディレクター正社員・契約社員求人

テレビ局のディレクター職中途社員求人はレアです。加えて、キー局・準キー局・NHKは、中途社員求人が出ると多くの応募が集まる人気ポジションです。応募殺到ゆえ、非公開求人になることもあります。非公開求人はクリーク・アンド・リバー社のような、テレビ局との繋がりが深いエージェンシーだけが扱うこともあるため、非公開求人にも応募できるよう、エージェンシーに登録しておくのがオススメです。

その他テレビ局も、ディレクター職の中途採用求人が出るのはレアです。応募が殺到するまではいかないものの、番組を少数スタッフで作る傾向が強く幅広い経験が求められることがあり、こちらも狭き門となっています。求人が出てすぐに応募できるよう、履歴書等の最新にして準備しつつ、求人が出てないかアンテナを張っておくか、エージェンシーから紹介してもらえるよう登録をしておきたいところです。

テレビ局の制作ディレクター派遣求人

主に在阪局の情報番組や報道番組でのワンコーナー担当や、1つの曜日を担当するディレクター求人が出ています。情報や報道番組ゆえに、多くが生放送となっています。また、企画を出し番組内で形にすることもできます。

制作会社のディレクター正社員・契約社員求人

テレビ局系列の制作会社、テレビ番組以外の制作も行う会社、スポーツ等ジャンル特化している制作会社と、多様な制作会社が存在しています。テレビ制作を行う制作会社は、番組制作を多く行うキー局・準キー局に近いエリアに集中しています。

テレビ局と同様に制作会社のディレクター職の社員求人は少ないため、求人情報が出ていないかアンテナを張っておくか、エージェンシーへの登録をオススメします。

制作会社のディレクター派遣求人

関東キー局の番組制作に携わるディレクター求人が出ています。まず、情報番組や報道番組でのワンコーナー担当や、1つの曜日を担当するディレクター求人が出ています。また、バラエティやスポーツ番組のアシスタントディレクターの募集も出ています

募集中の番組ディレクター求人はこちら

募集中の番組アシスタントディレクター求人はこちら

インターネット動画ディレクターの役割

インターネット動画関連のディレクターは、動画の企画・撮影・演出・編集など動画制作業務の大半を担うポジションです。テレビ番組制作と比べて、動画制作体制が小規模なことが多く、担う範囲が広くなるケースが多いです。また、YouTube等のチャンネル運営に携わるケースでは視聴数や登録者数等のKPI管理も行います。

なお、ABEMAやNetflixにて配信されるインターネット番組ディレクターの役割は、テレビ番組ディレクターの役割が当てはまります。

インターネット動画のディレクター求人にて使われる主な職種名

  • ディレクター
  • YouTubeチャンネルディレクター
  • YouTube動画(制作 or 編集)ディレクター

インターネット動画ディレクター求人動向

インターネット動画のディレクター求人は年々増えています。とくに、テレビ番組制作に携わっていた経験者を求める求人が多くなっています。求人の雇用形態は派遣・社員それぞれ出ています。また、YouTube関連では制作請負案件も出ています。

なお、ジャンルや形態によってはスタジオや現場に行かなくとも動画制作ができるため、それら求人はテレワーク前提になっています。現時点で求人が出ている主なジャンルや業務内容は以下の通りです。

YouTubeチャンネル関連

制作会社に所属し、クライアント企業が運営するYouTubeチャンネル向けのプロモーション動画制作や、事務所に所属するYouTuberのチャンネル運営ディレクションの求人が出ています。
制作会社に所属する場合はインターネット動画に限らず、様々な場所で使用される動画に携わることになります。YouTuberのチャンネル運営ディレクションはタレントマネージャーのように二人三脚でチャンネルの成長を目指していきます。

自社サービスの動画配信関連

レシピ、競馬情報、経済情報、医者や医療法人向け動画等の動画サービスを展開する事業会社に所属しディレクションを担う求人が出ています。動画制作業務経験はもちろんのこと、事業領域に対する専門的知識を要します。

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