アプリケーションデザイナー

アプリケーションデザイナーの将来性

（画像引用：IoT・ビッグデータ・AI～ネットワークとデータが創造する新たな価値～ | 総務省 | 2016年）

スマートフォンの普及から現在に至るまで、各社が様々なアプリケーションをリリースしてきました。

カメラやゲーム、メモ帳にスケジュール管理など、娯楽から仕事の効率化まで、スマホアプリはあらゆる用途で使われており、もはや生活に必要不可欠なものになっています。

実際にスマートフォン向けアプリのダウンロード数は年々増加しています。

その内訳を確認すると、これまでスマホアプリの中心であったゲームはやや成長が鈍化しているものの、音楽やSNSなど、ゲーム以外のアプリはダウンロード数を大きく伸ばしています。

アプリデザイナーの活躍の場が広がるという意味でこうした傾向は望ましいものといえます。

またゲームに関しても、ゲーム内での課金要素の充実などで収益性を重視する傾向にあるため、ダウンロード数の成長が落ち着いていても、売上高は右肩上がりの成長を続けています。

そのため、ゲーム開発でも、それ以外の場面でも、スマートフォン向けアプリデザイナーの需要は今後も高まっていくと予想されます。

スマートフォン向け以外のアプリ開発で言えば、企業ごとにオンプレミスでの開発をする案件は減少しています。
これは、そうしたアプリケーションの代わりにクラウド型のサービスが利用されるようになったためです。
クラウドアプリの開発需要はSaaSの隆盛によって加速度的に高まっています。
スマートフォン向け以外のアプリデザイナーも活躍の場は変わるとはいえ、今後も需要が高い状態が続くでしょう。

アプリケーションデザイナーの年収とキャリアプラン

アプリクリエイターの年収は約557万円です。

需要が高いこともあってやや高めの値となっています。

アプリデザイナーとしてキャリアを積んだ方は、アプリに限らずWebサイトなどのデザインも行うUI・UXデザイナーになることが多いです。

その他、マネジメント方面の能力を身に付けてプロジェクトマネージャーになる場合や、ITの知識を活かしてITコンサルタントとして活躍の場を広げる方も多いです。