Webディレクター年収診断バナーPC

noteはNHK Eテレの番組「わたしの日々が、言葉になるまで」と共同で、「#一言で表せない感動」をテーマとしたコンテストを開催する。募集期間は8月18日から9月21日までで、日常の中で体験した感動を文章で表現した作品を募る。エッセイ、小説、詩、日記など形式は自由で、文字数はおよそ1000字程度とされている。

最終審査員を務めるのは、2021年に『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞し、最新作『蛍たちの祈り』を刊行した作家の町田そのこ氏。受賞作品は祥伝社から刊行予定の番組関連本に掲載され、町田氏からのコメントも添えられる。最終的な審査は町田氏に加え、番組担当者や出版社の編集者も参加する。

町田氏は「感情を言葉にするのは難しく、伝えきれないもどかしさを感じることが多い。今回のコンテストを通じて、書き手と読者がその思いを共有できる場になれば」と呼びかけている。

番組担当者も「言葉にできずに消えてしまう感情を残すきっかけにしてほしい」とコメント。祥伝社は「言葉にならない体験を形にしてほしい」と参加を広く呼びかけている。

結果は11月下旬に発表予定で、5作品程度が選出される見込みだ。受賞作は書籍化に加え、NHKの番組を通じても紹介される可能性がある。

noteはこれまでも漫画誌や出版社との共催コンテストを通じて、クリエイターの発掘や発表の場を拡大してきた。今回の取り組みも、創作を続ける人々の活躍の機会を広げることを目的としている。

番組「わたしの日々が、言葉になるまで」は、日常の感情をどう言葉にするかをテーマにしたトーク番組で、毎週土曜20時45分からEテレで放送されている。再放送は毎週木曜14時35分から。NHKプラスでも配信中だ。

マネジメント力チェック