動画編集ソフトの開発などを手がけるHitPawは5月28日、人工知能(AI)を活用した動画編集ソフトの最新版「HitPaw Edimakor Ver.5.0」を公開した。今回のアップデートでは、コンテンツクリエイターやEC事業者向けに、SNS広告やショート動画を短時間かつ低コストで制作できる複数のAI新機能を搭載した。なお、Mac版の公開は6月10日前後を予定している。
新たに搭載された「AI広告生成機能」は、商品画像や参考素材をアップロードするだけで、AIが商品特徴やターゲット層を分析し、動画広告や商品画像を一括で制作する。広告向けのシナリオ、演出、ナレーション構成を自動生成するほか、AIモデル生成やバーチャル試着、背景変更にも対応しており、TikTokやInstagramなどのSNS向けショート広告からAmazonの商品ページ用画像まで、幅広いマーケティングシーンをサポートする。
また、参考動画や音声を読み込んで新しい映像を生成する「Reference to Video」機能や、参考動画の構成を活かしつつ商品や人物だけを変更できる「ビデオクローン」機能を追加した。これにより、SNSで人気の動画演出を参考にしながら、自社ブランドに合わせたプロモーション動画を容易に量産できるようになる。
さらに「AIストーリー動画生成機能」も大幅に強化した。簡単なアイデアや脚本を入力するだけで、AIがシーン構成、キャラクター、字幕、ナレーション付きの動画を自動生成する。多言語字幕やキャラクター管理機能の向上により、シリーズ動画でも登場人物の一貫性を維持することが可能となった。そのほか、テキスト入力で不要物の削除や背景変更ができるAI画像編集機能の強化や、画面録画機能の無料開放なども実施し、初心者でも手軽に動画制作を始められる環境を整えている。