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株式会社KADOKAWAは2025年8月6日、ゲーム開発系YouTuber「ひろはす」による初の著書『ゼロからスタート! Unityゲーム開発 1冊目の教科書』を発売した。本書は、ゲーム制作の知識がまったくない初心者を対象にした入門書で、発売前の予約段階でAmazonデジタルエンターテイメント部門の売れ筋ランキング1位(6月18日時点)を記録するなど、すでに高い注目を集めていた。

著者のひろはすは、山口県出身のゲームクリエイターで、自作ゲームの累計ダウンロード数は1000万を超える。YouTubeでは8.3万人、X(旧Twitter)では1.6万人のフォロワーを持ち、初心者にもわかりやすいゲーム開発解説で支持を集めている。本書では、その知識と経験を活かし、「ゲームを作ってみたいが、どこから始めればよいかわからない」といった初心者の疑問に応える内容となっている。

Unityを使用した3種類のゲーム(ブロック崩し、クイズゲーム、モグラ叩き)の制作を通じて、読者がゲーム完成の喜びを味わえるように構成されているのが特徴だ。プログラミングの解説は最小限に抑えられており、付録として提供されるダウンロードデータを使えば、初めてでもつまずかずに進められる。さらに、Unityの操作方法はもちろん、ヒットするゲーム企画の立て方や、予算をかけずに行える宣伝方法まで丁寧に紹介している。

また、本書にはゲーム制作の現場を描いたユーモラスなコラムも多数収録されており、キャラクターデザインの裏話や、個人で声優を起用した経験、バグにまつわるエピソードなど、読み物としても楽しめる内容となっている。

ひろはすは「勉強もスポーツもできない落ちこぼれだった私の人生を、ゲーム開発は変えてくれました。あなたのアイデアが形となり、世界中の人々に楽しんでもらえる瞬間を想像し、この1冊から新しい一歩を踏み出しましょう」とコメントを寄せている。

書籍の定価は2,860円(税込)で、判型はB5変形判、ページ数は248。ISBNは978-4-04-607211-5。ゲーム開発に関心のあるすべての初心者に向けた、実用性と読みやすさを兼ね備えた一冊となっている。

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