『SPY×FAMILY』『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』『STEINS;GATE』など、日本を代表するアニメ作品で美術設定を担当してきた背景デザイナー・金平和茂氏(K,Kanehira)の新作版画発表展「金平和茂 新作版画発表展2026」が、2026年8月28日(金)より東京、9月20日(日)より大阪で開催される。主催はアートコレクションハウス株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:浦川司氏)。
金平氏はこれまで、『コードギアス 亡国のアキト』『七つの大罪』『銀河英雄伝説 Die Neue These』など数多くの人気アニメで美術設定・背景美術を担当してきた。さらにゲームや小説の装画など幅広い分野でも活躍し、日本のビジュアルカルチャーを支えるクリエイターの一人として知られる。
本展の大きな見どころのひとつが、金平氏ならではの制作スタイルだ。生成AIが普及し誰もが美しいイラストを生み出せる時代にあっても、同氏は着彩前の工程をすべて方眼紙の上にシャープペンシルだけで描くというスタイルを貫いている。その制作の軌跡ともいえる貴重な手描き線原画が今回特別公開される。また、作品が完成するまでの工程を作家本人の解説パネルとともに紹介し、約2mの大型パネルも展示される。
新作版画「桜が丘16丁目256番地 夜」も本展で初公開される。昨年版画化されて好評のうちに完売した代表作「天井の星、夜の桜」の世界観を受け継ぐ作品で、その”外側”を描いた一枚だ。なお「天井の星、夜の桜」はイメージサイズ975×690mmのLarge版として限定5枚で特別復活販売される。
会期中には金平氏本人が来場し、作品への想いや制作秘話を直接聞けるサイン会も実施される。東京会場では8月30日(日)と9月6日(日)、大阪会場では9月22日(火・祝)と23日(水・祝)に予定されており、会場にて3,300円(税込)以上購入した先着50名に整理券が配布される。そのほか、来場者には非売品アートポスターのプレゼントや、公式Xのフォロー&リポストで非売品クリアファイルが当たる特典も用意されている。
金平氏は「アニメでは物語の主人公が生きる世界を製作者様のご要望に合わせて描いてきました。個人制作ではその世界そのものを主人公にしています。見る方それぞれが自分だけの思い出や物語を重ねながら楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントしている。
東京会場はギャラリーエピキュート(東京都千代田区外神田6-15-14 外神田ストークビル6F)にて8月28日(金)から9月6日(日)まで、大阪会場はブリーゼプラザ804号室(大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階)にて9月20日(日)から23日(水・祝)まで開催。営業時間はいずれも11:00から19:00(各会場の初日・最終日は異なる)。詳細は公式サイト(http://kanehira2026.arch-club.net/)にて確認できる。
