武蔵野美術大学は2026年5月28日、社会人向けプログラム「VCP for LIFE PROJECT 2026」の二次募集を受け付けていると発表した。本プログラムは、AIが多くの答えを瞬時に提示する時代において、受講生が自身の経験とアートやデザインの力を重ね合わせ、自分らしい生き方や仕事の構想を社会で実践していくことを目指す。
2026年度のプログラムは、仕事と両立しやすいよう平日の夜間を中心とした全9日間の講座設計となっている。講義や対話、制作に加え、3日間の実践的なフィールドワークが組み込まれており、和歌山県すさみ町、または受講生自身が活動する任意の地域を選択してプロジェクトを進めることができる。受講期間中は、東京都新宿区にある同大学の市ヶ谷キャンパス内のコワーキングスペースが利用可能で、受講生同士の学び合いの場も提供される。
対象は、自らの価値観を起点に新しい事業を立ち上げたい会社員や行政職員、地域活動に関わる人などで、定員は25名程度。受講資格は大学や短期大学の卒業者、または同等以上の実務経験者などとしている。受講料は285,000円で、応募の締め切りは6月14日の23:59まで。公式ウェブサイトのフォームから申し込む。
また、二次募集に伴い、オンラインでの無料説明会を5月29日と6月9日のいずれも18:30から開催する。説明会ではプログラムの内容やフィールドワークの進め方について解説し、質疑応答の時間も設ける。同大学の樺山祐和学長は、正解のない問いを立てて探究し表現する能力が今の時代にこそ必要であるとしており、多様な領域で活躍する実践者たちを講師に迎えて受講生の創造的思考力の育成を支援する。