人気漫画『進撃の巨人』を題材にしたRobloxゲーム「進撃の巨人 Titan Chase」が27日、世界同時に配信された。開発には講談社クリエイターズラボが協力し、制作をambrとmoze、配信をGeekOutが手がけた。本作は2024年に開催された「Roblox ×『進撃の巨人』エクスペリエンス制作コンテスト」で受賞した作品で、世界中のファンから注目を集めている。
Robloxは平均日間アクティブユーザーが1億4400万人にのぼる巨大プラットフォームであり、没入感の高いオンライン体験が特徴だ。「Titan Chase」ではプレイヤーが物語に登場する「無垢の巨人」となり、アイテム収集や他の巨人との競争を通じてスコアを競い合うことができる。また、特定のアイテム「アンプル箱」を破壊すると、「進撃の巨人」や「鎧の巨人」、「獣の巨人」など九つの巨人に変身し、迫力あるアクションを繰り出せる。巨人の視点で壁内の街を歩き回る体験は、原作の世界を新たな角度から再現し、ファンに新鮮な臨場感を与える。
原作『進撃の巨人』は諫山創氏によるダーク・ファンタジー作品で、2009年から2021年まで「別冊少年マガジン」で連載された。人類と巨人の終わりなき戦いを描いた独自のストーリーで世界的に高い評価を受け、単行本の累計発行部数は1億4000万部を超える。
開発を担当したambrは「The World Is a Playground.」を掲げる仮想世界開発スタジオで、アバター作業用アプリ「gogh」などを展開している。一方、mozeはRobloxのエコシステム発展を目的とする国内スタジオで、独自開発ゲーム「Troll Escalator Tower」が2300万以上の訪問を記録している。配信を担うGeekOutは、企業やIPのメディア展開を支援するイマーシブマーケティング企業である。
講談社クリエイターズラボは2021年に創立されたR&D部署で、書籍や雑誌に限らず新たな形式のコンテンツ制作を推進している。今回の「Titan Chase」は、その「編集の再定義」という理念を体現する試みといえる。Robloxを通じ、世界中のプレイヤーが『進撃の巨人』の世界を再び体感できる場が生まれた。


